<はじめに>
皆さん、こんにちは! 岡山県在住・大学2年生のまみです。
私のコメントのタイトルは……
「大学2年生・人見知り女子 カンボジア学生に『なんでやねん!』の意味を教えるの巻」
しかし、私は島根県出身で、関西とは縁もゆかりもありません!
そんな私が、なぜカンボジア学生に「なんでやねん!」の意味を教えることになったの か? クスッと笑いながら、気軽に読んでいただけると嬉しいです。
<カンボジア学生との交流>
このインターンシップで私が最も印象に残っていることは、カンボジア学生との交流です。カンボジア学生は日本語を勉強していて、日本人 の友達と話していると錯覚するほど流ちょうに話されていました。
そんな中で私は1人のカンボジア学生にこう聞かれました。
学生:「『なんでやねん』ってどういう意味?」
私:「えっ?」
私は関西出身でもないし、間違った意味を教えるといけないと思い、最初は教えること を断ろうかと思いました。しかし、カンボジア学生の日本語の学びの熱心さに心を打た れ、「教えてあげたい!」という気持ちになりました。
私:「『なんでやねん』は相手が面白いことをしたときに、ツッコミを入れるためのものだよ」
学生:「『ツッコミ』って何?」
私:「えっ?」
困りました。私は「なんでやねん」だけではなく「ツッコミ」という日本語についても 改めて考えることになりました。
私:「うーん……『ツッコミ』っていうのは、相手が面白いことをしたとき に、注意する?みたいな意味だよ」
学生:「じゃあ、日本に行ったときにスーパーの店員がお釣りを間違えて渡し て来たら『なんでやねん!』って言えばいいの?」
ちょっと違う( ^ω^)・・・いったい何と教えてあげればよいのか! 困っている私を見かねたグループの仲間に助けてもらい、何とか「なんでやねん」の意 味を理解してもらうことができました。
<学んだこと>
私がカンボジア学生との交流で学んだことは3つあります。
1つ目は、カンボジア学生の日本語の学びの熱心さ
2つ目は、日本語の難しさ
3つ目は、「伝えたい」という気持ちの強さは世界共通!
私は大学で日本文学を専攻しており、カンボジアという異国の地で、まさか自分がカンボジア語を教わるのではなく、「なんでやねん」という日本語をカンボジア学生に教えるとは思いません でしたが、日本語の面白さを改めて感じた経験でした。
<インターンシップに参加するか迷っているあなたへ>
人見知りの私が「伝えたい! 教えてあげたい!」という気持ちだけでここまでカンボジア学生と交流できたことは今までの自分を乗り越え、新しい自分になれたような気がします。
このインターンシップに参加するにあたり、安い値段ではないし、私は一人暮らしだったため、家族に協力してもらいながら参加しましたが、お金以上の価値があると心から思います!
「海外に行くのが怖い!」
「人見知りで緊張してしまう!」
その気持ちは本当によくわかります。
でも、一歩踏み出したらそこは新しい世界。
今までの自分の殻を壊して、 最高の仲間と最高の思い出を作ってください!