初めまして!東京都市大学の学生、今村公美です。なかなか初対面で読める人はいないのですが、公美(くみ)って言います!(≧▽≦)
まずは軽く自己紹介と、カンボジア渡航をしようと思った経緯について話そうと思います。

同じグループのメンバー(真ん中:私)

【自己紹介】
名前:今村公美
年齢:大学2年生 (参加時)
専攻:土木・建築系
参加したプログラム:ジェンダー×商品企画

 【経緯】
大学生になってから初めて海外留学に行きました。海外は何もかもが新鮮で、留学が終わって帰ってきてからも、「すぐにでもまた行きたい!」という気持ちがありました。そんな時、インスタグラムでソーシャルスタディのお知らせを偶然見つけました。
「カンボジア⁉よく危ない場所って聞くけど…でもそういう場所も行ってみたい!」
すぐに親や身近な人に相談しました。最初の返事は、

「危ない、怖い感染症とかあるよ、おなか壊すってよく聞く、内戦してるんじゃなかったっけ、怖いから違う国にしたら…etc.」

なんとも否定的(´;ω;`)ウッ…
私もカンボジアを詳しく知っていたわけではないので似たような意見は持っていましたが、行きたい気持ちが大きく、何とか許可を得ました。

カンボジアに上陸!!

日本とはガラッと変わった景色。
日本とは真逆で、飛行機から降りた瞬間暑い空気が押し寄せました。
スリに気をつけろと何度も言われていたので、緊張しながらもわくわくした気持ちでいっぱいでした。

バスから見た忘れられない景色

カンボジアの景色

これは、バスで大学に向かっているときのことです。赤信号でバスも他の車も止まっていました。ふと、外を見ると小学校低学年くらいの男の子が1人で車の間を縫って歩いていました。車の運転手さんに手を合わせて何かしていたのです。よく見ると手にお札のようなものを持っていました。

実際のところ何をしていたのかは分かりませんが、おそらくお金をもらっていたのかなと思います。日本とオーストラリアしか知らない私からしたらその光景が衝撃的でした。
その行動をする理由や背景を考えると、自分の置かれている立場にもっと感謝して生きていかなくてはと考えさせられました。

都心部から離れると見えてきたもの

 私達はカンボジアの中心部のホテルに滞在していました。その付近の景色は車通りが多く、夜は街頭やお店の光できらきらしていました。
(あれ、カンボジアってめちゃくちゃ発展してる国だな。テレビや写真で見る街並みと全然違う。)
最初の方はこう思っていました。しかし、2日目。都心部から離れた場所にあるお宅にお邪魔させていただきました。
乾いた土の道。一部の場所で下水のような臭い。裸足で歩く人々。バイクに乗る子ども。
都心部とのギャップに唖然としました。しかし、現地のガイドさんによるとその場所よりもっと貧しい地域があるらしいです。都心部しか見ていなかったら、その現状に全く気付きませんでした。都心部だけではなくこのような地域も見ることができて良かったです。

カンボジアの人達は…

 私達にとても優しかったです!レストランに行くと、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」など日本語で声をかけてくれました。日本語学科にお邪魔すると、日本のアニメが好きな人が沢山いて、めちゃくちゃ盛り上がりました。話しかけると皆優しく対応してくれて、日本のことを色々質問してくれて本当に嬉しかったです。
カンボジアに行くと決めなかったらカンボジアという国や人にこんな興味を持つことはなかったと思うし、「カンボジア=危ない国。終わり。」で済ませてしまうところでした。

カンボジア学生にインタビュー

渡航を終えての感想として一言

行って良かった。これに尽きます。
もちろん、皆が想像するような危ない状況、場所は沢山あると思います。でも「だから絶対行かない」ではなく、最大の注意を払って現地に行き、
「自分の目でちゃんと確かめたい」
この気持ちが大事だと思いました。現地で自分が体感することで、本・ネット・人から聞いた話だけではない自分だけの気づきが得られます。

王立プノンペン大学の日本語学科の生徒さん達

迷ったなら行くべき。
そして行くと決めたら自分なりの視点で何か発見してみてください。小さいことでもいいです。それが自分を創る一部になります。