はじめに

これから就活準備をする学生の皆さん。ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)がアルバイトや資格、サークル活動だけになっていませんか?

就職みらい研究所「就職白書2023」によると、企業が採用基準で重視する項目トップ3は「人柄」(93.8%)、「自社/その企業への熱意」(78.9%)、「今後の可能性」(70.2%)なんです!

「アルバイト経験」(29.1%)「取得資格」(16.1%)「所属クラブ・サークル」(7.8%)は、自分をアピールするには弱いのです。

そして、従業員数関係なく約8割の企業が、採用活動におけるガクチカの聞き取りをしています!

就職活動が本格的になる前に、周りと差をつけるようなガクチカをつくりたい学生さんにおすすめ!

2週間で自分を変えることができ、且つガクチカにもってこいの、ソーシャルマッチ株式会社「SDGsインターンシップ」について紹介します!

これは某私立大学3年女子の体験記です。就活前にぜひ最後まで読んでみてください!

インターンシップに参加した理由

私は大学2年生の2月に、ソーシャルマッチ株式会社のフィリピンオンラインSDGsインターンシップに参加しました。

参加した理由は2つあります。
まず、自分の強みを持っていたいと思ったからです。
当時の私は、大学内の国際協力サークルの初期代表に任命されました。代表になるからには「他の人にはない経験を積んで自分の強みにしたい」と思っていたところ、短期間の国際交流ができるこのインターンシップを知り、参加を決意しました。

また、私は国際交流にとても興味があるものの、英語が大の苦手です。しかしSDGsインターンシップは英語不問、且つオンラインで海外の学生と交流ができる手軽さに惹かれ、参加を決意しました。

フィリピンオンラインSDGsインターンシップについて

 私が参加したフィリピンオンラインSDGsインターンシップは、フードロスに取り組むプログラムでした。
「バナナの皮をアップサイクルして新商品の企画を提案せよ」をミッションとし、日本人学生とフィリピン人学生が少人数のグループに分かれ、16日間協働します。
最終的に、フィリピンでバナナ農園を経営されている『ヴィラ・スコロ・ファーム』代表のレイモンド氏に、商品企画のプレゼン発表をしました。

インターンシップで難しかったこと2選

1.フィリピン人学生とのグループワーク

このインターンシップは英語不問と言えど、全く話さないわけではありません。グループメンバーに英語が得意な日本人学生が2名ほど、各グループに分かれているようでしたので、通訳をお願いしたり、翻訳機能を使いながら会話をしていましたが、それゆえグループワークに時間がかかり、はじめはスムーズに会議が進みませんでした。

しかし、事前に話す内容を決め、Messengerでメッセージを送ったり、日本語でもまずは言葉のキャッチボールをすることを意識した結果、フィリピン人学生とスムーズに意見交換ができたと感じます。

2.英語での発表練習

プログラムには2回の発表会があります。中間発表は日本語で問題ないのですが、最終発表は英語での発表でした。
先にも述べたように、私は英語が大の苦手です。読むことも話すことも自信がありませんでした。
一回目の英語の原稿での練習では、発音の仕方や区切るポイントも分からず、詰まってばかりで、不安で仕方がありませんでした。
しかし、グループメンバーのフィリピン人学生に原稿を音読した音声データを送ってもらい、それを聞きながら繰り返し発音練習をしました。

その結果、グループメンバーに驚かれるくらいすらすらと英語が発音できるようになり、英語に対しての苦手意識が和らぎました!

自信をもって英語で話すことができたことが、私にとって成長したことの一つです。

最終発表の様子

インターンシップに参加して良かったこと

1. 自己分析をし、就活への見通しが立った

インターンシップ初日には、自己分析シートを記入し、最終日に振り返りをします。この16日間で成長したことは何か、さらにはグループメンバーからの他己分析で、客観的な視点での自分の強みと課題を知ることができました

また、プログラムの最後にはガクチカ講座があり、就活のスケジュールやエントリーシートの書き方をご指導いただきました。この手厚いサポートのおかげで、どう就職活動していくか見通しが立ちました

2. 英語に対するモチベーションが上がった

これまでの私は、国際交流に興味はあるのに英語は苦手と、矛盾していました。しかし、グループメンバーのサポートのおかげで、はじめてすらすらと英語を話せたことから、「今からでも英語を頑張ってみよう」と思えるようになりました

3. 一般企業のインターンシップでは経験できない体験ができた

「海外の経営者に英語で、商品企画の提案をした」、「海外の学生と協働して一つのプレゼンをつくった」。こんな体験、留学以外にどこでできるのでしょうか。

そしてこのインターンシップでは、「成長」ができます。
「インターンシップはただの職場体験、就職活動の一環だけでなない」と実感した16日間でした。

16日間共に取り組んだインターンシップ生たち
16日間共に取り組んだインターンシップ生たち

終わりに

 ソーシャルマッチ株式会社のSDGsインターンシップに参加して、後悔することは何一つありません!ここでの経験は、必ず就職活動に活かすことができ、その後の仕事場でも活きてくると私は確信しています。

就職活動に自信がない人!周りとガクチカで差をつけたい人!
そんな人にこのSDGsインターンシップを強くおすすめします!

参考
就職みらい研究所,2023,「就職白書2023」,就職みらい研究所(2023年4月14日最終閲覧,『就職白書2023』データ集 (recruit.co.jp)).