「コミュニケーションで大切なことを学べた」と話す札幌学院大学 法学部法律学科 3年生 齋院リアンさん。

 齋院リアンさんは、2022年8月に開催した「【教育と貧困×カンボジア】子どもたちに栄養バランスのとれた給食を届けるオンラインSDGsインターンシップ」に参加しました。

SDGsインターンシップ

齋院リアンさんのプロフィール

札幌学院大学 法学部法律学科 3年生
大学のゼミでは、再生可能エネルギーや地域活性化について学ぶ。 また町おこしのサークルに所属し、地域に密着したボランティアを行う。SDGsや世界で起こっている問題について理解し、実践的に学びたいと思いSDGsインターンシップに参加。

成長

文化が違う海外学生とうまく取り組めるのか不安だった

・インターンシップ参加前どのような課題を感じていましたか。

大学生になって英語に触れる機会がない中で、海外の学生は日本とは文化が違うので、海外の学生とコミュニケーションがうまくとれるかどうか不安でした。

日本語がわからない時は、英語でコミュニケーションをとる

 ・インターンシップ参加後どのような変化を感じましたか。

カンボジア人学生とは、SDGsインターンシップ期間中コミュニケーションをうまくとれました。カンボジアについてまず自分でネットで調べて、カンボジア人学生に確認をしました。
カンボジア人学生のみんなが日本語が上手だったため、日本語でカンボジア人学生とコミュニケーションがとれました。カンボジア人学生が日本語がわからない時は、英語をつかってコミュニケーションをとりました。コミュニケーションの8割が日本語で、2割が英語でした。

 ・定期ミーティング以外の時間はどれくらい活動しましたか。

私のグループのみんなは、忙しくて平日にグループで活動することはありませんでした。
そのため個人活動で、調査をしたり、発表のスライドや原稿の準備を平日の空き時間にしていました。その代わり、土日の朝にグループでミーティングをしていました。

SDGsインターンシップ
齋院さんのSDGsインターンシップ期間のスケジュール

・他の活動とどのように両立する工夫を行いましたか。

私は、SDGsインターンシップ期間中に公務員の試験勉強をしたり、小樽の地域活性化のためのサークルの活動をしていました。
そのため、スケジュール管理が1番大変でした。予定が被らないように、スケジュールが決まったら、すぐに自分のカレンダーに入れて管理をしていました。

 創造力を身につけることができた

SDGsインターンシップ
カンボジア人学生とのグループワークの様子

・SDGsインターンシップで自分の成長はどのように感じることができましたか。

創造力を身につけることができたと思います。
栄養のある給食メニューを今まで考えたことがなかったので、どの食べ物にどんな栄養があるのかなど調べて、グループで共有をしました。そしてみんなの意見を聞く中で、自分の意見が色々と思い浮かびました。グループで取り組む中で、クリエイティブなものを作ることができたと思います。みんな優しかったので、思ったことはすぐにメンバーとシェアすることができました。

・講師のサポートなどで役に立ったことはありますか。

チームビルディング講座は、グループで活動するために役に立ちました。
グループのメンバーと打ち解けるためにはどうしたらいいのか具体的に考えることができたので、よりグループの中で話しやすい環境を作ることができたと思います。

韓国に留学したい

SDGsインターンシップ

・SDGsインターンシップ後の次の目標はなんですか。

SDGsインターンシップでいうと、海外の学生と交流して、コミュニケーション力を高めることができたと思います。言語も大切だけど、お互いに理解し合える優しさが大切だと感じました。次は大学で交換留学ができる韓国のソウルで、韓国語の勉強やコミュニケーション力を高めたいと思っています。

・SDGsインターンシップはどのような学生におすすめだと思いますか。

世界の社会問題やSDGsに興味がある人におすすめだと思います。