2022年2月に開催する「【ファッション×カンボジア】カンボジアの社会問題をファッションで解決するオンラインSDGsインターンシップ」のクロストークに登壇する原畑実央さん。

原畑さんの学生時代の経験や社会問題に対する想いをお伺いいたしました。

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原畑実央さん
愛媛県出身。松山大学経済学部卒業。
アリババジャパンに新卒入社し、日本企業の海外販路開拓支援に携わる。その後、 カンボジアに移住し、カンボジアで最大手日系人材紹介会社CDLで3年間マネジャーを務める。 その後、2019年にソーシャルマッチ株式会社を立ち上げる。2021年度SDGs Quest みらい甲子園首都圏大会の実行委員に就任。

社会問題への関心を広めたい

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ディスカッション団体で活動をしている様子

– 原畑さんは、学生時代はどのような活動をされていらっしゃいましたか。

「誰かの役に立ちたい」という想いが昔から強く、学生時代は、聴覚障がいをもっている方に授業内容をパソコンで打って伝えるボランティアや、福島の原発事故の影響で愛媛県に避難している人々を支援するNGOでアルバイトをしていました。
日本には、たくさんの社会問題があるにもかかわらず、同年代の学生が社会問題にあまり関心がなかったり、日常生活で社会問題に対して話す機会がなかったので、社会問題をディスカッションをする団体を立ち上げました。
また大学2年生の頃に、松山大学の海外語学研修助成制度を利用し、カナダのトロントで語学留学をしました。その後もアメリカに行ったり、「発展途上国にも行ってみたい!」と思い、タイ・ベトナム・カンボジアに旅行しました。

発展途上国にしかない魅力を感じた

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カンボジアの村に訪問した時の写真

– 学生時代に発展途上国に訪れたとき、どのような印象を抱きましたか。

ベトナムでは、身体障がい者の方が車椅子もなく手で足をひきづりながら歩いていたり、カンボジアでは、子どもたちが学校に通わず夜遅くまで働いていたり、たくさんの社会問題を目の当たりにしました。
しかし発展途上国は、ただ社会問題が多い国というわけではなく、「人々のつながりの強さ」や「人間としての力強さ」を感じました。自転車ひとつでたくさんの物を売り歩いていたり、日本の中古のバイクを修理して使ったり、日本人の私たちにはない力強さを持っていると思いました。
その力強さの根源を知りたいと思い、発展途上国に関心を持ち始めました。

– 学生時代から様々な活動をされていらっしゃったと思うのですが、就職活動はどのようなことを意識されていましたか。

就職活動では、海外で働けるキャリアを目指していました。そのため、海外と関わる物流会社や商社など幅広く見ていました。その中でも、アリババジャパンは、海外に販路がない日本企業の販路開拓支援をしていました。日本の地方の企業をサポートして、海外の人々に日本の製品を届ける日本と海外の架け橋になりたいと思い、就職しました。

現地の社会起業家の人生をかけた活動に感銘を受けた

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– アリババジャパンを退職して、カンボジアに行こうと思ったきっかけは何ですか。
海外で働く先輩から、刺激のある環境で生き生きと働いている話を聞いて、自分も海外で働きたいと思いました。学生時代に魅力に感じた発展途上国に行って、発展途上国の中でたくさんのことを学んで、成長したいと思いました。

– カンボジアでの生活では、どのようなことが印象に残っていますか。

社会問題に関心があり、友人の紹介でカンボジア人の社会起業家の方々に出会いました。
出会った社会起業家の方々は、村で環境問題が深刻化していて環境問題解決に取り組んでいたり、障がい者の自立を目指して障がい者の雇用創出を行っていたり、それぞれ人生をかけて社会問題に取り組んでいました。

カンボジアは日本と違って、脆弱な立場にいる方々へ国からのサポート制度が整っていないため、民間企業やNGOの社会活動がとても重要な役割を担っています。そのため、社会起業家の活動がもたらすインパクトがとても印象的でした。

誰もが笑顔で暮らせる世界にするため、社会問題を解決する

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– ソーシャルマッチ株式会社を起業しようと思ったのは、なぜですか。

社会人になってからも社会問題をディスカッションするイベントや、カンボジアの社会起業家を日本人の方々に紹介するイベントを開いていました。
イベントに参加してくれる日本人の方々とカンボジアの社会起業家の方々がつながって、新しい事業につながっていくことが嬉しく、これが自分が生み出せる価値だと感じました。
本当に素晴らしい活動をされている社会起業家の活動をサポートできるように、多くのマッチングを生み出すため、起業を決意しました。2019年に「誰もが笑顔で暮らせる世界にするため、社会問題を解決する」というビジョンのもとソーシャルマッチを起業しました。

– 途上国の社会起業家の事業をサポートすることのやりがいは何ですか。

途上国の社会起業家と日本企業のお客様のマッチングが、社会問題解決につながることです。
日本企業のお客様と、カンボジアで障がい者支援をしている社会起業家との間で協働が実現し、現地の障がい者雇用の維持に貢献することができました。
社会起業家からも、「ソーシャルマッチのおかげで事業が存続することができた」とコメントをいただり、自分一人ではできないと思っていた社会問題解決を、このように日本企業のお客様や途上国の社会起業家と一緒に取り組むことで社会問題解決に一歩ずつ取り組めていることがとても嬉しいです。

自分が少しでもやりたいなら、一歩踏み出してみる

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-オンラインSDGsインターンシップを検討している学生にメッセージをお願いします

私自身、学生時代に初めて海外プログラムに参加したことで自分の人生が変わりました。
地方出身だったので、海外プログラムを通じて学生起業をしている東大の友人ができたり、都会の学生の友人ができたりしたことで、その後の就活や起業という道に大きな影響を与えました。また、現地の社会問題を知ったからこそ、自分が人生でやりたいことを見つけることができました。それは自ら経験しないと、出会うことや見つけることができなかったものだと思います。
そのような人生のきっかけや良い経験になることができたらと思うので、ぜひプログラムに少しでもご興味ある方は、ご参加ください。プログラムでお会いできること楽しみにしています。

-ソーシャルキャリアを目指す学生にアドバイスはありますか。

私がディスカッション団体を設立した時、初めて海外にいった時、カンボジアに就職した時、100%やりたいという気持ちではありませんでした。不安や抵抗感がありながらも、自分が少しでもやりたいと思ったら、その思いを大事に行動してきました。皆さんも少しでもやりたいと思ったことがあったら、その気持ちを大事にして一歩踏み出してほしいと思います。

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