記事を開いてくださった、“そこ”のあなた。
ありがとうございます

そして、初めまして
私は、文化学園大学服装学部ファッションクリエイション学科
所属の4年の 川村 和 です

きっとあなたは、「引き籠りが…?」とか「カンボジア…?」とか、
はたまた、「私もゲーム好きなんだよね」とか…
そんな理由で、ここに訪れたのではないでしょうか?
もちろん、それ以外の方もいらっしゃるかもしれません。

そんなあなたに、
私が夏休み中に体験したちょっと不思議な
7泊9日のSDGsインターンの話をしようと思います。


1.カンボジアに行ったワケ

あなたは、こんな経験ないですか?
「将来の夢って何ですか?」「希望大学は?」
「希望の就職先は?」「就活は?」etc...
という大人たちが大好きな話題攻撃を受けたこと…

そして、それに答えられるほどの自分がいない…とか、うんざりしてしまうという経験。

実際私も “ そう ” でした。

そもそも…
たかが20年ほどの人生経験しかない“私”に、そんなこと答えられるか!!
という考えがありましたし、

何より逃げることが楽であることを知ってしまっている。
自分の好きな世界に現実逃避…そんな毎日を送っていました。

……「4年なのに?」って言ったあなた。おだまりになって。

でも、そんな毎日って苦しい毎日なんですよ
「やらなければならないことを、できない自分が苦しい」

そんな時、インスタグラムで
【フェアトレードコーヒー×販売案 in カンボジア】
という投稿を見つけました。

・もともと「フェアトレード」というものに興味があったこと。
「このままでは、ダメだ!」という思い。
・同じ環境にいても何も変わらないし、ルーティン化されてしまった堕落の日々に時間を使ってしまう…
・みんなと同じことをしてもつまんないな、人と違うことをしてみたい
・何か新しい考えが見つかるといいな、新たな人間関係を作ることで新しい価値観に出会いたい

私は、投稿を見ながらいつの間にかこんなことを考えて、カンボジア行きを決めていました。

新たな人との出会い、異国の文化との交流、マーケティングの実践
そして、新たな自分と出会うために

2.カンボジアでの体験

さて、まさに直情径行といった決め方をした7泊9日のカンボジア行き。
そこではたくさんの出会いや経験が待っていました。

Ⅰ. インターン中に仲良くなった多種多様な学部の仲間たち

最初に書きましたが、私は服装学部という学部で勉強しています。
学部でやっていることといえば、
・自分で描いたデザインの服を実際に作る
・ファッション画を描く
・衣服について機能性等の実験
・最高学年になると総括として学部全体でのファッションショー
など…

マーケティングとは無縁。
…とはいいませんが、専門の学部さんほどがっつり販売に関して学ぶ学部ではありません。

そんな私ですが、インターンに参加した仲間たちは受け入れてくれました。

グループワークをするときは、自分たちのグループがより良いものを作れるよう、グループ同士ライバル視していたかもしれません。

しかし、グループワークが終わると、グループを超えていろんな人と交流し楽しい時間を過ごしました

お互いに、自分の学部の話をして、
「その学部ではどんなことするの?」「どうしてその学部に行ったの?」というように、お互いに興味津々(笑)
そして、「なんで参加しようと思ったか」で盛り上がる。

学部が違ったとしても
そこにいるのは、カンボジアに一緒に来た仲間。
同じ決意をして、集ったからこそ知りたいと思うのだろうと私は感じました。

インターンに参加した学生たちはもちろん、
サポートしていただいたスタッフさんとも仲良くなれました

Ⅱ. フェアトレードコーヒー×販売案

私が参加してきたのは、「フェアトレードコーヒー×販売のインターンでした。

主な課題として、次のことがあげられます。

これらのことを踏まえて、全6グループに分かれ販売案を考えました。

国が変われば習慣も変わります。
私たち日本人が日常的に使っているものが、カンボジアで使われているのだろうか?

分からないことは、現地の人に聞き込み調査です!

・インターン先の「Three Corner Coffee (スリーコーナーコーヒー)」さん
・カンボジアの大学で交流した同世代の子たち

この二か所の人たちには、とてもお世話になりました。

たくさん質問して、販売案を考えて、疑問が出てきたら、また質問して…
出来上がった販売案を、最終日前日に「Three Corner Coffee」の代表さんの前で、英語を使ってプレゼン

その日中に、グループで練った企画に対してフィードバックをもらいました。

記憶が新しいうちに、評価が返ってくるため、自分たちが改善すべきところが理解しやすく今後に生かすべき課題発見もしやすかったように感じました。

Ⅲ. カンボジアの観光

滞在中は、オフィスで販売案を考えるだけでなく、プノンペン市内(カンボジアの首都)の観光にも行きました。

ワット・プノン(プノンペンの中心にあるお寺)
ロシアンマーケット(現地の人が普段使う市場のようなところ)
トゥールスレン収容所(ポル・ポト政権下で実際に使われた収容所)
スカイバー(プノンペンの都市が見下ろせる高層ビルのバー)

様々なところに連れて行ってもらい、ガイドさんの話を聞きながら観光しました。

今回滞在したのが、プノンペンだったためアンコールワット(都市:シェムリアップ)や海には行けていません。

なので、もう一度カンボジアに行きたいと思います。

3.帰国後の私

さてさて、そんなカンボジアでのSDGsインターン。
帰国後、私自身には様々な変化や挑戦がありました。

Ⅰ.事後学習への参加

事後学習では、インターンに参加した人がライティング講座サステナブルアクション認定試験が受けられ自分の力をもっと伸ばすことができます。

カンボジアに行って終わりではなく、次の何かにつなげようそう考える自分がいました。

そこでまず、一緒にカンボジアに渡航した仲間や他の企画に参加した子たちと参加できる事後学習に参加しました。

そこでも、新しい出会いがありました。
同じカンボジアで、違う経験をした仲間の話はとても興味深かったです。

のどがかれるまでお話したメンバーもいました。
____あの時は楽しかったよ ありがとう またいつか

Ⅱ.インターン中に仲良くなった子との再会

それは、9月某日…
同じ企画に参加した3人の子と再会しました!

日本で会うのはなんだか不思議な感じ…
でも、中身はほんとにそのまんま(笑)
帰国後、3週間のブランクがあったとは思えないくらい楽しいひと時を過ごしました。
___また、再開できる日が楽しみ!

同じ企画に参加した、偶然の出会いの中で
新しいつながりを持てた事に感謝したいと思います。

大学に通うだけでは得られなかった、宝物の一つだと思います。

Ⅲ.私の夢

先ほども書きましたが私は、

SDGsインターンカンボジアに行き
実際にフェアトレードを行っている企業に訪問し、
その企業の代表にお会いし、コーヒーの販売案を考え、プレゼンする

という経験をしてきました。

それを踏まえ、私には実現したい夢ができました。

それを少しだけ、ここに記しておこうと思います。

私の夢。それは、
フェアトレード商品を扱うビジネスを立ち上げること

ここ数年様々なことがありました。
世界的パンデミックやAIの発展、物事のオンライン化 等

悪いことも、いいことも、たくさんありました。
世の中が発展していくことは、いいことのはずなのに、
私は、生き辛さを感じることがあります

そんな世界で少しでも
自分が自分らしく生きられるように、
そしてその生き様の楽しさをお裾分けできるような
そんな商品をサステナブルに販売できる
そんな自分になりたい。

そういう考えが生まれました。
きっと、一般的な就活とは違う険しい道を進むことになるでしょう
けれど、初めてできた明確な夢を私は大切に育てていこうと思います。

4.まとめ

ここまで、読んでくださった方
まずは、お疲れ様です。そして、読んでくださりありがとうございます。

最後に一つだけ言わせてください!

きっと、カンボジアでのインターンは、あなたの一生の宝物になると思います。

悩んでいるなら、行ってみることをお勧めします。

新しい発見があるはずです。

それでも、「決心がつかない…」もしくは、「すでに社会人だしな…」
そう思っている人もいるかもしれません。

「やってみたい」と感じたけれど、実行してないこと。ありませんか?
「おもしろそう」と感じたけれど、下調べで止まってること。ありませんか?

私はたくさんあります(笑)

もし、画面の前のあなたにも、そのようなものがあるならば、
私と一緒に一歩踏み出してみませんか?

まずは、四角い画面から顔をあげて
(ゲーマーに言われたくない?…お、おだまりになって!)

そこには、きっと出会いがあるはずです。