皆さん、初めまして! 東京理科大学1年生の岩本和眞といいます。今回私は「教育×パンフレット制作」に参加し、貴重な経験をすることができました。

  1. 自己紹介
  2. きっかけ
  3. 実際に行ってみて
  4. 最後に

1. 自己紹介

 幼少期父の仕事の都合でフランス・パリに2年弱住んでいた時期があり、帰国後もコロナ禍(2020~2023 3月)に突入するまでにもアメリカ・カナダ・シンガポールなど様々な国に連れて行ってもらいました。その後、紆余曲折を経て東京理科大学経営学部国際デザイン経営学科という学科に入学して現在は北海道のキャンパスで寮生活をしています。(詳しくは学科のホームページをご覧ください。)

 そんな私が将来してみたいことの1つに「発展途上国に行く」というものがありました。今まで両親が連れて行ってくれた国々はどちらかといえば先進国と呼ばれる部類に属する国でした。先進国は先進国で素晴らしさがそこにはあり、逆にニューヨークやトロント、パリなど都会と呼ばれる場所にもホームレスが物乞いをしているなどの負の側面も見てきました。

 しかし、私が見てきた負の側面はあくまでも先進国におけるものであって発展途上国の基準に置き換えるとどうなるのだろうか、とずっと不思議に思っていました。この疑問は両親、特に父とよく話していて父から「その答え合わせは大人になってから自分のお金でいけるようになってから確認しなさい」と言われていました。

2. きっかけ

 このインターンシップに参加するきっかけとなったのは晴れて大学生となって北海道の学生寮に入寮した日に、自分の机においてあった一つのチラシ(写真①)でした。

←写真①

チラシを発見次第すぐに私は親に連絡をして、説明会に親子で参加しました。「教育×パンフレット制作」か「フェアトレード×カフェアイデア」の2択で悩んだ結果、前者の方に参加することを決めました。理由としては、自分の目でスラム街をこの目でみてみたかった、ということに加えて日常会話程度の英語ができればあとは日本語で生活でき、スラム街探訪の際も安全が担保されていることが決め手となりました。

 そこからは、事前学習でカンボジアのこと・SDGsについて・ISF(インターンシップ先)のことなどを学び、出発の約1か月前に実際に現地で活動を共にするグループメンバーと顔合わせして渡航前準備を自主的に行ってから現地へと向かいました。

3. 実際に行ってみて

 現地の空港に到着すると、まず知らされたのはホテルでの部屋分けでした。そこで初めて約1週間ともに生活するパートナーが知らされるのです。今回私が参加したプログラムは全31名に対して男子はわずか5名!(写真②)みんなと打ち解ける時間はあまり必要ありませんでした。男子は2人部屋と3人部屋に分かれ、私は2人部屋に振り分けられましたが同部屋の学生と趣味が合ったために夜も楽しく生活できました。

↑写真②
↑写真③

 また、グループメンバーもみんなとても個性豊かで明るく、元気で常にグループワーク中は笑顔であふれていました。(写真③)そんなメンバーたちと一緒に取り組んだのがISF(Indochina Starfish Foundation)の活動を日本人向けに紹介するパンフレットを制作する、というものでした。1970年代のポル・ポトが行った大虐殺が約50年経った今でもその影響が色濃く残っています。例えば教師不足の深刻化です。

 人口は増えていく一方なのに十分な教育を受けられなかった世代が今の親世代に該当します。これは、「自分が十分な教育を受けていないから教育を受ける大切さがわからない」→「子供に勉強をさせる価値がわからない」→「子供に勉強をさせない」→「その子供が教育を十分されないまま大人になる」という負のスパイラルに陥ってしまうことにつながります。一方、日本では小学校・中学校は「義務教育課程」として設定されていて親は子にこの義務教育を受けさせる義務を持っていることが学校教育法や憲法に明記されています。

 このような教育システムが国として存在している国は数少なく、日本人にその貴重さを知っていただき、ISFの活動を伝えることで活動に賛同していただくことを目標としてパンフレットを制作しました。

 もちろん、これだけではずっと会議室に閉じこもるだけなのでせっかくカンボジアに来た意味がなくなってしまうので、現地訪問としてISFが実際に運営している学校やスラム街を見学させて頂き、王立プノンペン大学では日本語学科に通われている生徒さんともお話する機会もありました。観光として首都プノンペンの名前の由来にもなったワット・プノン寺院やポル・ポト時代の遺産として現代に残っているトゥールスレン博物館を訪問して、観光も楽しみました。

 そして私が最も驚いたことは、イオンモールの規模に加えた街の絶景でした。プノンペン市街地には実は大きなイオンモールがあり、中に入ると日本にあるイオンモールそのものの雰囲気が感じられました。Day3とDay5にはこのイオンモールで同部屋との4,5人グループや各発表グループから1人ずつで構成された5,6人グループでお土産や食事を共にしました。(写真④)Day6にはスカイバーでプノンペン最後の夜を楽しみましたが、そこでみた夜景がまた印象深いものになりました。(写真⑤)この夜景をみていたら6日間の思い出が走馬灯のように思い出してきて涙腺がとてもゆるくなりました。そして迎えた現地最終日。会議室で最後の集まりを済ませると、私以外の男子たちが突然泣き出して輪になったり、その輪に女子が集合してきたりするサプライズもありながらあっという間の1週間が終わりました。(写真⑥)

左上:写真④ 右上:写真⑤ 下:写真⑥

4. 最後に

 始めは不安がたくさん・・・でも、現地についたら時が経つのは一瞬です!また、インカレとは別の他大学の生徒とつながりを持てる数少ない機会ですし、食事も全く問題なし!私の場合、解散した後もみんなと連絡を取り続けていて、この寮生活が終了したらみんなと再会するのが待ち遠しいほどわずか1週間で親密になれました!この経験をあなたも一歩踏み出して経験しませんか?