ご挨拶

はじめまして、金沢工業大学3年内方亜弥です。この夏、私は2週間、ソーシャルマッチ株式会社主催であるカンボジアのファッション問題に対してサービスや商品提案し解決をしていくという内容のインターシップに参加しました。ここでは、今回のインターシップの内容や感じた自分の成長などをお伝えしたいと思います!

参加理由

今回私がこのインターシップに参加した理由は2つあります。1つ目は海外に興味があったからです。コロナウィルス蔓延によって海外への渡航が難しくなり海外学生との交流ができなくなってしまっていた中、このインターシップでは私たちと同じ年代の海外学生を交えた活動ができることに魅力を感じたからです。2つ目は価格がお手頃であることから日本のみならず世界の人々が良く利用しているファストファッションが持続可能な社会を目指している社会全体にどのように影響しているのかが気になったからです。

インターンシップ内容

今回私が選択したカンボジア×ファッションのオンラインインターシップでは主要言語は“英語”でした。そして、このインターンシップでは、冒頭にあったようにカンボジアの縫製業の課題である布廃棄ロスの解決に私たち学生がSDGsの17個ある目標の1つ“つくる責任 つかう責任”をメインに解決案を11日間かけて考えます。そして、最終日には実際にエシカルブランドの役員をしている方々に提案をする12日間のプログラムとなっています。

参加者

参加しているのは、日本人学生と東南アジアの学生です。参加理由はそれぞれですが、海外で働く事に興味を持っている学生、タイトルにあるようにSDGsをより深く学び理解し、今後の私たちの生活をよりよくしていきたいと考える学生が多かったです。

グループ活動について

初日を終えた感想

“全く話せん…….どうしよう…….”
今回、私が選択したコースでは使用する言語は英語のみのでした。初めてのグループ活動では自己紹介と自分の長所短所をエクセルシートにひたすら書いていく時間でした。ここでは、自分はどんな人物かを再度確認できるよう“自分はどんなことができる”といういくつかの項目に対して10を最大とし点数をつけていきました。そして、時間になると書いた内容を今回の活動の目標と一緒に紹介をしていきましたが“なぜこの目標にしたか”を説明する私の番が回ってきたとき、私は完全に固まりました。
“全く話せん…….どうしよう…….”
伝えたい事は自分の中で完成していたものの英語で話すとなった時、私の前に説明してくれた他のメンバーがとても流ちょうに英語で話していて気が引けてしまったのです。

それからです、自分はコミュニケーションをとる事に苦手意識はありませんでしたが、グループ活動へになった時、グループ内でのコミュニケーションは活発的に行うことができませんでした。更に、自分の意見の正誤を気にし、英語力が周りより劣っている事を感じた私は完全に自信を無くしたことから自分の意見がうまく伝えれず、初日を終えた後はかなりネガティブ思考になってしまいました。

長所を生かして

初日での不安が残りつつも、2日目のグループ活動に参加をしました。
初日より緊張がほぐれ少し打ち解けたグループ活動の中、私は今ある不安を伝えました。すると、メンバーそれぞれも課題を抱えており、特に英語はメンバー全員が第一言語ではないため不安であることがわかりました。メンバー全員で思いを共有することで、そのあとの活動では各々弱みとしている部分はお互いにカバーをしながら進めていきました。私自身も、コミュニケーションがうまくいかなくても独自の発想性を生かし多くの商品提案や資料制作を行い、活動をスムーズに進める事ができ最終評価発表では全てのグループの中で最も優秀な賞を頂くことができました。

最終評価発表の様子

まとめ

このインターンシップでは、マーケティングの基礎から応用を市場や今ある問題からどのくらい需要があるかといった調査をし、実際に実現可能性と社会貢献度の高い商品やサービスを提案します。そのため、特に企画部やマーケティング部といった実際に就職先でも大いに役に立つ情報と経験ができます。また、今回は何人かのアパレルブランドを経営している経営者の方たちとのお話聞ける貴重な機会もありモチベーションアップとこれから起業を考えている方には重要なポイントなど聞くこともできました。

それぞれ異なる文化と言語、そして学んでいる専門分野知識を生かした活動からかなり多くの学びがあり、自分についてよく知る事の出来る良い機会でした。

困った時も、グループメンバーやソーシャルスタディの方たちが親身になって相談を聞いてくださり、的確なアドバイスをしてくださいます。英語に自信のない方でも積極的に行動を起こそうとすれば必ず誰かがサポートをしてくれて、確実に自分への自信に繋げることができ周りとの差をつけられます!

このことから、特に自己分析に困っている方、特に英語が好きで英語能力を試したい方、これから就活が本格的に始まる大学三年生にこのソーシャルスタディ株式会社さんが主催するインターシップへの参加をお勧めします!