生きるには、集団(=チーム)での活動は必須。
これはほとんどの人に当てはまることだと思います。
この記事では私が SDGs インターンシップで学んだ
「一人ひとり違うからこそ団結できる」
ことについて紹介します。
これを読んであなたの自分についての考え方が変わるきっかけになるかもしれません。

✎まえがき

私は薬学部 2 年生、大学から部活で水泳を始めました。
これまでの人生の中で
集団の中でどうも人とこだわるポイントが違う、考えをうまく言葉にできない
これが私の弱みだと感じていました。

途上国の支援に興味があり SDGs インターンシップへの参加を決め、せっかく参加するなら
自分を変えたい、とリーダーになったものの、
このような弱みのある私は果たして初対面の人ばかりの環境で
うまくやっていけるのか本当に不安でした…

✎グループワークでの経験
緊張して迎えた SDGs インターンシップ当日。
対面での初めてのグループワークは台風による飛行機の遅延で、成田空港で行うこととなりました。
私たちの課題は「カンボジアの学校への寄付を集めるチャリティーアイディアを考える」ということ。
「何かいいアイディア思いついた?」と聞くと、積極的に意見を言ってくれる子がいて議論が盛り上がりました。
―ここではまだ意見をうまく言葉にできない…

↑成田空港で食事をしながら話す様子

その後、
グループのメンバーのおかげでアイディアの方向性が固まってきたとき
タイトなスケジュールで中間発表が近づく中、私たちは
発表原稿を考える人、スライドを作成する人、小道具を作る人
と役割分担をして準備しました。

それぞれがそれぞれのこだわりを持って作業を進めている…
と気づきました。

お互いが違う価値観でこだわりを持って取り組むからこそ
発表全体が完成していっている、と感じました。

↑役割分担して作業をする様子
(奥 2 人:原稿作り
左手前 2 人:小道具作り
右手前 2 人:スライド作り)

活動中、スライドでのイラストで自分の思っていることを表現すると言語化が得意な子が言葉にしてくれたことがありました。

―意見をうまく言葉にできなくてもいいんだ、苦手なことを補ってくれる仲間がいる
こう思うようになりました。

中間発表が終わり、多くの課題が発見されましたが、それぞれの役割を果たしながらも必要な仕事が増えたら役職にとらわれず話し合い、手伝いあいながら進めることができました。
お互いの強みを活かし、弱みを補いながら作業をすることで無事に最終発表をすることができました。


✎チームの中で活躍する方法
今回のインターンシップではメンバーに助けられたことが本当に多く、活躍できたとは言えませんが、これが出来たら活躍できるんだろうな、と思ったことがあります。
それは、

自分の弱みを認め助けを求めること、
強みを活かしてメンバーの弱みを補うこと

こだわるポイントが人と違うけれどそれをうまく言葉にできない、これが私の弱みでした。弱いところを直さないと活躍できない、今まではそう思っていました。
が、そうではないんだと気づきました。

もちろん、弱いところを改善する努力は必要です。でも、良いチームとは、お互いの弱いところを補い合う、凸凹がうまく組み合わさった関係なんだと感じました。

だから、自分の弱いところは弱い、と認めていいんです。
人それぞれ出来ること、出来ないことがあったり、価値観が違ったりするからこそいいチームになれると思います。

↑最終発表が評価されグループみんなで喜ぶ様子

凸凹が深ければ深いほどがっちりと固く組み合わさる。

だから、凹み、弱みが大きいほどあなたはいいチームの一員になれる可能性を秘めているんです!

帰国後の今も自信が持てなかったり、悩んだりすることはあります。
それでも、自信を持っていない段階で自分が行動を起こして何かを経験してはじめて自信がつくものなんだと思います。

自信が持てないあなた、自信は後からついてくるもの。弱みがあっていい。
まずは行動してみませんか?