初めまして( ˶´⚰︎`˵ )」

活水女子大学国際文化学部英語学科三年の田中あかりです。

私は生まれて此の方長崎県でのんびり過ごしてきました。

コロナ禍に大学へ進学したので、英語を専攻しているにも関わらず、

海外とは無縁のまま卒業を迎えるのだろうと思っていました…

しかし、ある出来事によって私は二度も海外インターンシップに参加することになります。

私が参加したプログラムは、

2022年開催【ファッション×カンボジア】オンラインSDGsインターンシップ

2023年開催【ジェンダー×商品企画】カンボジア渡航SDGsインターンシップ

です。

大学二年生のクリスマス時期で心を浮つかせている頃、

授業の後半にZoom中継でお話されるソーシャルマッチ株式会社の樋口さんの

生き生きとした笑顔がとても印象に残っています。

お話の内容はオンラインSDGsインターンシップのお知らせでした。

SDGs、ファッション、カタログ制作、英語

私の耳には魅力的に聞こえてきたキーワードです。正直周りにはうとうとしている人もいたのですが、ひとり心がときめいたのを覚えています。しかし、これまで課外活動をしてこなかった私にとって、応募するという行動ひとつが大きな勇気のいることでしたが、周りの方々が背中を押してくれたことで、小さな一歩を踏み出しました。

この小さな一歩が、臆病な私がリーダーシップを発揮できる人間に急成長するきっかけになります。

まずは一歩

2022年開催【ファッション×カンボジア】オンラインSDGsインターンシップの様子
←リアクションボタンを活用して沢山発言しました

インターンシップ先は、ファストファッションを問題視し労働環境や廃棄問題に配慮した衣料品の販売を行うアパレルブランド、Dorsuさんでした。カンボジアがどこにあるのかどんな国なのかわからない状態からのスタートでしたが、日本でDorsuを広めることによりカンボジアの縫製業界の社会問題を解決するため、チームで協力しながらファッションカタログの制作に取り組みました。

参加形態はZoomだったため、リアクションボタンを活用して話し合いを盛り上げたり、役割を分担して作業を効率化させたり全員が積極的に参加できる工夫を実行しました。私は副リーダーとしてリーダーのサポートをする役割に手を挙げミーティングの進行を務めました。Zoomでの進行は時間配分や意見の共有の仕方が難しかったのですが、話し合い中ずっとメモを取り、考えを整理するのを早くすることでスムーズにわかりやすく言語化できるようになりました。私たちのグループは、毎晩四時間のミーティングを重ね、面白いアイデアが沢山出て、知らず知らずにカタログ制作に夢中になっていました。

最優秀賞は惜しくも取れなかったのですが、全員が納得するカタログを完成させることが出来ました。最後には涙を浮かべながら相手への感謝の気持ちを伝え、無事一回目のインターンシップを修了することが出来ました。

積極性に花開く

2023年開催【ジェンダー×商品企画】カンボジア渡航SDGsインターンシップの様子
←個性豊かなメンバーたちに囲まれ良い刺激を受けることができました

二度目のインターンシップはカンボジア渡航ということで初めての海外経験になりますが、応募する際はかなり勢いに近いものでした。今回は何にときめいたかというと、商品企画というキーワードです。

私は前回のインターンシップで、チームでアイデアを出しながら課題解決に取り組むことに楽しさややりがいを感じ、将来は企画職で活躍したいという夢は心の中に持つことが出来たものの、自分には本当に向いているのか?アイデアマンは山ほどいるよ?とやりたいことに封をして諦めようと思っていました。しかし、商品企画にチャレンジできるのは、CEOに直接提案する経験が出来るのは、学生時代だけだ!と思い参加を決意しました。

いざ海外に渡航するとなると、就活に遅れを取らないか?蚊に刺されて死なないか?食べ物を一個も食べられなかったらどうしよう!と飛行機の中で不安になっていましたが、カンボジア生活にはすぐに慣れ、気候も人もあたたかくて緊張や不安が和らぎました。

実は、オンラインでの事前学習で、グループのリーダーに立候補しました!

私はせっかく二回目の挑戦だし、学生時代も後半に差し迫っていて自分を成長させる最後のチャンスかもしれないと思い、リーダーの責任を全うする覚悟を決めました。お手本となるような行動を率先してすること、メンバーを輝かせる努力をすること、この二つを意識して取り組みました。

リーダーシップが磨かれ、自信に

←最終発表はとても緊張しましたが仲間がいたからこそ成功させることができました

カンボジアに渡航した仲間は全員が熱い思いを抱いて参加していたからこそ、一緒に過ごした1週間が人生の中でも濃い時間に感じられました。インターンシップ先はPro shopさんという、環境問題やジェンダー問題に配慮した事業を行い、雑貨などを販売する企業でした。カンボジア人に売れる環境にやさしい商品を企画することがミッションでした。

市場調査から始まったグループワークですが時間が限られているからこそ頭を振り絞り沢山の意見が続々と出ました。一方で、埋もれてしまう意見が出てしまったり、メンバー内で意見の衝突や誤解が生まれたりして、グループの雰囲気が良くない方向に進んでしまいました。意見を言いづらい、明日のグループワークが楽しみじゃないという声を聞き、リーダーである私のせいだと悩んだ夜もあります。しかし、くよくよしている暇はなく、講師の金さんから頂いたアドバイスを踏まえて、メンバーひとりひとりから悩んでいることを聞くようにしたり、それぞれの強みを探して活動にどう取り入れていくかを考えたりして、話し合いの流れややり方に工夫を加えました。

最終発表が近づくにつれ、メンバー同士がお互いを尊重する空気に一変し、笑顔が増えていきました。最終発表では、メンバー全員が力を発揮できたことでチームワークを高く評価していただき達成感を分かち合いました。グループ5のみんなと活動出来て本当に良かったよ~( ; ; )

そして、ソーシャルマッチさんから活動中の姿勢を評価していただき、MVP賞を頂きました。グループのメンバーはじめインターンシップに関わった全ての仲間がいたからこそ全力で取り組むことができました。また、これからはもっと自信をもって何事にも挑戦していきたいと思いました。

さて、皆さんには“ときめくもの”はありますか?

英語、野球、教育、海外、マーケティング、エスニック料理、動物

何でも大丈夫です!今からでも遅くありません!

ときめいたものを原動力にして、少しだけ勇気を出してみませんか?