はじめまして。
金沢工業大学情報フロンティア学部3年の武田です。
私は、大学3年生の夏休みに、カンボジアのフェアトレード商品の販売アイデアについて考えるSDGsインターンシップに参加しました。

今回は、私がこのインターンシップに参加した理由と気になったことにとりあえず挑戦して変わった私の考えを紹介いたします。

インターシップに参加した理由
私は今回のインターンシップで、以前から興味を持っているフェアトレードを詳しく学び、実際に農家の方々や街の人々のフェアトレードについての考えを知りたいと思い、参加を希望しました。

また、他大学の学生と限られた時間の中で一から販売アイデアを考え、経営者にプレゼンテーションすることで、コミュニケーションのとりかたやマーケティングについて学べると考えました。

始まりは一枚の掲示物

私が今回のインターンシップを見つけて参加しようと思ったきっかけは、大学内に掲示されていた一枚の広告でした。

英語が苦手な私が大学内の留学課の掲示板をみる機会は、ほとんどありません。しかし、授業を受けるため、講義室に向かうとき、ふらっと立ち寄った掲示板に今回のインターンシップを紹介する掲示物が貼ってありました。

そのとき、私を魅了したワードが「英語力不問」。

フェアトレード商品への興味とSDGsへの関心もあり、広告の写真を撮り、その場で父親に参加したいと連絡しました。少ない情報と突然の娘からの相談にも関わらず、3分後に返ってきた返信の内容は、行っていいよ、の一言でした。

授業を受け、すぐに留学課へ相談に行きました。学内で開催される説明会は終了しており、参加できるか不安でしたが、とても歓迎していただき、今回のインターンシップへの参加が決まりました。

気になることに言い訳はいらない

私は、石橋を叩いて渡る傾向にあり、気になること、やってみたいことなどを「だけど」という言い訳を付けて挑戦することから逃げることが多いです。そして、後からやればよかったと後悔することがほとんどです。

しかし、今回の私は、ほとんど直感で決断し、参加するために行動を起こしました。この手助けをしてくれたのは、英語苦手意識をなくした「英語力不問」のキーワードととにかくやってみろ精神の父親の存在感です。

実際にやってみたら

事前学習を得て、実際にカンボジアでインターンシップに参加した私は、とても充実した夏休みを過ごすことができました。

ほとんど初対面の他大学のメンバーと限られた時間の中で、販売アイデアを考え、経営者にプレゼンテーションを行い、自分の強みや足りない部分を知りました。グループメンバーは優しく、ゲームなどを通じてどのグループよりも仲を深められたと感じています。

また、販売アイデアを考える際に、今までの経験から得られる先入観や知識にとらわれないことの大切さを学びました。

最後に
気になることを挑戦したとき、やってよかったと思えるときだけでなく、後悔するときもあります。しかし、挑戦した事実や想定外の学びがあると私は今回のインターンシップで感じました。

私は、挑戦せずに後悔するのであれば、挑戦して学び、後悔し、成長するほうが楽しいのではないかと感じました。挑戦して、辞めたくなったら辞めることも大切ですが、気になることに対して、負の先入観や逃げるための言い訳を付けず、挑戦しようと考えています。

閲覧いただき、ありがとうございました。