1. はじめに
こんにちは!私は法政大学文学部地理学科に所属している三原咲優です。
突然ですが、皆さんは積極的に何事でも取り組める行動力のある性格ですか?
私は極度に”失敗を恐れる”性格なので、
今まで何かに挑戦することから逃げ、数々のチャンスを逃してきました。
しかし、大学2年生の春休みに私は自らの行動理念を一新することができました。
この記事ではどのようなマインドで、
ある一つの挑戦を成し遂げたのかについてお伝えします!
2. 挑戦とは
冬のある日私はインスタグラムで一つの広告を目にしました。
それはカンボジアに行って1週間ほどインターンシップに参加しませんかというものでした。
大学生になってからだらだら過ごすばかりで、就活のガクチカが何一つないことに対して
不安を感じていたので、参加するのもアリかもしれないなと感じていました。
さらに海外に行けば英語の勉強にもなるのではないかとも考えていました。
普段の私なら考えるだけで終わりだったのですが、
あれこれ考えすぎてしまうことは私の行動を制限してしまうと長年感じてきていたため、
深く考えるのはやめてとりあえず無料説明会に参加することにしました。
何事でも行動するのに腰が重い私にとって、
オンラインでの説明会というのは心底助かるものでした。
おそらく対面で行うものであれば、私はインターンシップに参加していなかったし、
昔の自分のままであったのではないかと思います。
また締め切りが迫っていたことも背中を押すきっかけとなりました。
親を説得して参加することに決めました。
親も私の性格上参加するとは思ってなかったそうで驚いていました。
3. インターンシップ当日までの悩み
しかし応募してから当日まで”後悔”が私を襲いました。
こんなのに応募するなんて私らしくない、
締め切りが迫っていて焦って応募してしまったのだと。
パスポートやカンボジアのビザの取得やお金の換金などの渡航準備をする際も、
私は何をしているのだとため息ばかり出ていました。
渡航直前になればやる気が出るだろうと思っていましたが全くもって出ず、
軽々しく応募したからきっと失敗してインターンシップを終えるのだろうと考えていました。
しかしそれではいけないと思い、英会話アプリを2週間ほど取り組んでみたり、
挨拶程度のクメール語を勉強してみたり、カンボジアについて調べたりなどしました。
4. インターンシップ中
そんな”不安”を持って挑んだインターンシップ。不安だったのは最初だけでした。
なぜなら他の参加者の子たちの多くも同じ境遇だったからです。
学校で紹介されていたから、単位がもらえるから、と理由は私のものとは違っていましたが、知らない人たちと海外に行きインターンシップに挑戦するという状況は同じであるため、
全員初めて出会った人たちでしたが”心強く”感じました。
また元々グループミーティングもプレゼンテーションも経験が乏しく不安だらけでしたが、
事前に意見を考えておいたり、人より多く練習をするという対処をしたおかげで、
そこまで不安がらずに行うことができました。
私は今まで外国人の方と挨拶程度の英会話ですらしたことがなく苦手意識が強かったです。
英語ではありませんでしたが、カンボジアの公用語であるクメール語を使って、
”積極的”に店員さんや生徒さんに挨拶することができました。
パッションフルーツのジュースをよくお店で注文していたのですが、
積極的に挨拶できたこともあり、よりいっそう美味しく感じました。
5. インターンシップを終えて
インターンシップを終えて、私は参加して良かったと心から思っています。
まず一生ものの仲間に出会うことができました。
特に同じグループの人たちは過ごした時間も長かったため、
お互いに信頼し合うことができたと思います。
お互いの良いところと改善できるところを述べあうフィードバックの機会があったのですが、
その際に私の気づいていない強みを知ることができました。
その強みはムードメーカー、チームの士気が上がる、ポジティブといったもので、
私の技術的なものを褒められたわけではありませんでしたが、
人柄を褒められたのが大変嬉しかったですし、
チームに貢献できたという自信を得ることができました。
6. 終わりに
長々と書いてしまいましたが、私がこの記事で伝えたかったことは、
“なんとかなる”ということです。
あれこれ不安になって考えすぎることは自らのチャンスを逃すことにつながります。
たとえ良い結果にならなかったとしても、”経験”として残ります。
失敗したとしてもそれも今後の”人生の糧”になります。
騙されたと思って何か一つ挑戦してみたら、
考えが変わってその後の生活も変わるかもしれません。
このような考え方に変えることができたのは、このインターンシップのおかげでもあるし、
他の人のおかげでもあるし、何より”自分のおかげ”だとも思います。
少しの勇気で変わることができると私はこの経験から学ぶことができました。
ぜひ皆さんには、簡単なことからで良いので、
あれこれ考えて不安がったりせずに何かに挑戦してみて欲しいです!