初めまして!山梨学院大学の藤原みなみです。

私は、大学2年の夏休みにソーシャルマッチ株式会社様主催のインドネシアSDGsインターンシップに参加しました。

突然ですが、みなさんは国際交流についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。海外旅行や留学、また「楽しそう」や「難しそう」といったイメージがあるのではないかと思います。

そして「具体的にどんなことが得られるの?」と、国際交流のメリットについて疑問を抱く方もいらっしゃると思います。

この記事は、そんな国際交流に向けて一歩を踏み出したい!という思いのある方におすすめの記事です。

【今回行なった国際交流について】

今回、私が行なった国際交流はソーシャルマッチ株式会社様主催の「SDGsインターンシップ」というものです。廃棄材料を使用して製造することができるエコフレンドリーな商品を提案し、インドネシアの環境問題の改善を目指すといった内容でした。

このような国際交流の場で私はどのようなことを得たのか。
以降、私が国際交流で得た3つのことについて紹介していきます!

【やっぱりこれ!】

1つめは何といってもコミュニケーション力です。
今回のインターンシップは日本人学生4人、インドネシア人学生3人でグループを組み、プレゼンを行なったため、日々のグループワークにおける高度なコミュニケーション力が求められました。

最終的な目的である「エコフレンドリーな新商品の考案」にはインドネシアの環境問題の分析や市場調査、新商品のコンセプトおよびアイディアの立案、競合の調査など様々なタスクを達成する必要がありました。

そして、これらのタスクをグループ内で分担し、達成するために日本人学生には日本語で、インドネシア人学生には英語でコミュニケーションを取る必要がありました。

オンラインでの実施であったため言葉が伝わりづらい場面が多々ありましたが、写真やグラフなどを用いて自分自身の見解、調査結果を伝える努力をしました。

国際交流を行ない、他言語に触れることによって、言いたいことがなかなか伝わらないという場面からのコミュニケーション力の向上を図ることは間違いなくできます!

【まさに異文化理解】

2つ目は異文化理解による多様な価値観です。
今回は「インドネシアの環境問題に対してエコフレンドリーな新商品を考案する」という内容のインターンシップであり、インドネシアの人々の生活や流行、市場などの調査を行なったため、まさに異文化理解以外の何者でもありませんでした。

そんな中でインドネシア人学生さんとの会話でこんな会話がありました。

「お酒はいつから飲めるの?」
「うーん、20…、20何歳なんだろう…」
「え!分からないの⁉」
「私たちイスラム教だから、イスラム教はアルコール飲まないんです!」
「そうなんだ⁉」

日本人学生はみんな驚いて、思わず「え!」と声を上げてしまいました。
こんな何気ない会話の中で文化の違いを目の当たりにするとは…。
確かに、あまり馴染みのないそれぞれの宗教における規則というものは私たちにとって新たな発見でした。

このように何気ない会話の中からも私たちの知らない世界を知ることができる、まさに異文化理解であると感じました。私は、この世に常識なんて存在しないのだと、改めて実感しました。

異文化理解は自分自身の価値観の多様化、固定観念からの脱却、新たなアイディアの立案など、自分には無い新たな価値観をもたらしてくれます。

「何か新しい世界を見てみたい!」や「新たな良いアイディアを考案したい!」といった「新たな〇〇」を求めている方にも国際交流を通じた異文化理解をおすすめします!

【今の自分に最も必要な〇〇】

3つ目は自信です!
私はインターンシップ自体が初めてで、日常生活において英語で会話をしているわけではない、大学でSDGsを専門に勉強しているわけでもないといった状況で、メンバーの役に立つことができるか非常に不安でした。

そんな中で、インドネシア人学生さんとは積極的に英語でコミュニケーションを取ったり資料の作成に必要な情報を自ら調査したり、最終プレゼンの原稿を英語でスラスラ読むことができるように練習したりしました。

その結果、最終プレゼンでは全体で2番目に良い評価を頂き、今までの活動内容を振り返ってみても大きな達成感を得ることができました。

与えられた機会の中でどのように自分が努力するかは勿論ですが、「やるべきタスクをこなすことができた」や「英語の原稿がスラスラ読めた」といった、どんなに些細なことでも達成をすれば必ず自信につながります。

これからも、些細なことでもコツコツと頑張っていきたいものです。

 【最後に】

 私自身、初めてのインターンシップということで緊張や不安がありましたが、初めてのことに対して最初から自身のある人なんていません。

私は、その物事に取り組む姿勢「チャレンジ精神」が非常に大切であると思っています。

国際交流は、まさにチャレンジの場!!

意思疎通がうまくいくか」や「その場に馴染めるか」など様々な不安要素があるとは思いますが、その分、多様な価値観を得ることができたり大きな達成感を味わうことができたり、自分に対する自信を得ることができたり…

何より自分の世界が広がります。

ぜひ、気軽に国際交流に挑戦してみてほしいと思います!