[はじめに]
初めまして!私は、明治学院大学法学部グローバル法学科で法学を学んでいる一年生です。ある2つを基準に、2022年度の夏季休暇期間に「【ファッション×カンボジア】ファッションロス問題を解決するオンライン SDGs インターンシップ」に参加しました。
この記事を読んでくださっている方の中には、法学部生の方がいらっしゃるかもしれませんが、「法学部」「ファッション」これらのキーワードの並びを見たときに、何が瞬時に結び付くでしょうか。きっと、これらは瞬時に結び付かないと思います。そこで、この記事では私が何を基準にこのインターンシップを選んだのか、その基準をご紹介します。
目次
[インターンシップを知ったきっかけ]
まずは、私がこのインターンシップを知ったきっかけをご紹介します。
ある日、大学から以下のような案内が届きました。
「2022年度夏季休暇期間中に実施する、 オンライン SDGs インターンシップの説明会を開催します」 |
この案内が届いたのは、私が大学に入学して一ヵ月の5月上旬のことです。当時、大学に入学したばかりの私にとって、「インターンシップ=就職活動」でした。実際、この記事を読んでいる方の中にも同じようなイメージをお持ちの方がいるのではないでしょうか?
大学からの案内をきっかけに、このインターンシップの存在を知り、説明会への申込みをした私ですが、説明会に参加してみようと思った理由は何だったと思いますか?理由は至って単純です。それは、「説明会が開催される時間がお昼休みだったから」です。「それだけの理由…」と思われたかもしれません。ですが、このように単純な理由をきっかけに、私のオンライン SDGs インターンシップ参加への道のりがスタートしたのです。
前置きが長くなりましたが、次に本題である私がインターンシップのプログラムを選択する際に基準とした2点についてご紹介します。
基準①:普段の学びとは違うことができる
些細なことからインターンシップの説明会に参加した私は、以下のプログラムが用意されていることを知りました。
⚫︎【ファッション×カンボジア】
ファッションロス問題を解決するオンラインSDGsインターンシップ
⚫︎【環境×インドネシア】
廃棄素材を活用した商品企画を考えるオンラインSDGsインターンシップ
⚫︎【教育と食×カンボジア】
子どもたちに栄養バランスのとれた給食を届けるオンラインSDGsインターンシップ
冒頭で結論を言ってしまっているので、この記事の読者の皆さんは私がどのプログラムに参加したかはお分かりでしょう。ですが、「法学部生が参加しそうなプログラムは?」と聞かれたら、あなたならどのプログラムと答えますか?
【環境×インドネシア】
【環境×インドネシア】廃棄素材を活用した商品企画を考えるオンラインSDGsインターンシップはどうでしょうか?環境省に環境基本法、公害対策…普段から法律を学んでいる方でなくても、環境に関する法やそれに関連するトピックが浮かびそうですね。 |
【教育と食×カンボジア】
【教育と食×カンボジア】子どもたちに栄養バランスのとれた給食を届けるオンラインSDGsインターンシップはどうでしょうか?法学を勉強している学生なら法学という分野の「教育」を受けているのですから、これも多くのトピックが浮かびそうですね。 |
では、最後に「【ファッション×カンボジア】ファッションロス問題を解決するオンラインSDGsインターンシップ」はどうでしょうか?
勿論、ファッションに興味がある法学部生なら、このプログラムに参加すれば自分が興味のある内容について学べるでしょう。ですが、私はタイトルだけを見た際には法学との繋がりを思い描くことができませんでした。[はじめに]でも書きましたが、「法学部」「ファッション」これらのキーワードは瞬時に繋がらないでしょう。私もその一人でした。しかし、それこそが私の決め手でした。というのも、「折角の長期休暇に普段の学びとは違う世界で考え、そこで法学の勉強に繋がる何かを見つけたい!」と思ったのです。
振り返れば、ファッションについて考えることは、それを生産する人々・生産する環境・労働時間など様々なことを考えることでした。参加前には一見すると関連性のない分野にも思えましたが、参加後には切り離せない問題だと思うようになりました。
まとめ①
➡ 読者の皆さんも、折角の長期休暇を活かして自分が大学で勉強している分野と、一味違う世界を体験してみるのはいかがでしょうか?
[基準②:敢えて厳しい選択をする]
私がプログラムを選ぶ上でもう一つの基準にしたのは、「厳しさ」です。読者の皆さんは、「この基準があるなら避けたい…」といった可能ならば避けて通りたいと思うような基準はあるでしょうか。プログラムの日数でしょうか?または、開催される時間でしょうか?どちらも、確かに「厳しい」条件だと言えるかもしれません。
あまりにも期間が長いと集中力が持たない…
あまりにも開催時間が朝早いと起きれない…
人それぞれの感じ方は自由ですが、言語の壁は厳しい条件に含まれるのではないでしょうか。例えば、以下の場合であなたはどちらを選択しますか?
例)AとBのどちらを選択したいですか?
A | 英語力:留学経験者、または目安としてTOEIC500点、TOEFLiBT61点程度 |
B | 英語力:基礎的な英語力を有する |
多くの人が、「Aは大変…」と感じたのではないでしょうか。しかし、Aとはすなわち【ファッション×カンボジア】ファッションロス問題を解決するオンラインSDGsインターンシップを指し、私は上記の英語力が求められるこちらに参加しました。
幸いにもTOEICの要件を満たしていたため、参加すること自体は可能でした。しかし、すべて英語で行われることに一抹の不安を覚えたこともまた事実です。ですが、「挑戦できる機会があるのだから、ここは敢えて厳しい道を選ぼう!」と思い決断しました。
同じグループで活動した方の中には、大学で専門的に英語を勉強していたり、海外で生活していた経験があったりする方がいました。また、私は日本人学生で唯一の一年生でした。しかし、参加者の多くが、第二言語として英語を勉強しています。だからこそ、「英語を使う」ことを毛嫌いせず、グループ内で意見交換をしたり話し合いができたと思います。
まとめ②
➡ 読者の皆さんも、時には自分にとって厳しいと思われる選択をして、刺激を受けてみるのはいかがでしょうか?
[最後に]
いかがだったでしょうか?
この記事が、法学部生や大学での学びを何かに活かしたい!と思っている方のためになれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。