はじめまして。どこにでもいそうな都内大学2年生(渡航時)岡本清蓮です。
大学の長い春休みに突入した2月。私は一気に50万円ほど使いました。脳筋ですかね。
バイト代に換算すると半年分に該当します。
何にそんな大金を使ったのでしょうか。
スノボ?ブランド品?パチンコ?
手元に残ったのはお土産のドライマンゴー800円分とパンフレットです。
私はSDGsインターンシップ 教育×パンフレット制作
に参加しました。
私は本当に行動力、決断力がない人です。少しでもマイナスなことが見つかればやらない。そんな人です。
ぜひ私になりきって、穏やかな気持ちで読み進めていただければと思います。
- 年齢 20歳
- 学部 文学部教育学コース
- バイト 塾講師、学童保育
- MBTI INFJ
- 性格 怖がり、慎重
- 趣味 サッカー、スキー、釣り、ピアノ
- 悩み 心の底から楽しいと思えることって何?
- 参加理由 スラムに行ってみたい、海外の子どもたちに会ってみたい、教育は興味ある(パンフレット制作はあんまり興味ない)
実際に参加費用に充てたのは貯めていたお年玉です。
親戚からのお年玉を、惰性で行く飲み会に消したくない私は「本当に価値がある」と自分が思える経験に出資したいと考えていました。
Instagramに流れてきたこのインターン。英語力不問とのことで、「英語自信ないし、面白そう」と思ったものの最初は詐欺を疑いました。
親からは「カンボジア?」「やめといたら?」「騙されないでよ」
それでも興味は持ったので、思い出す度に調べて安全性、信憑性を探りました。
見つけてから決断まで1年かかりました。
サークルもバイトも行かなきゃいけない。危なそう。怖い。留学にお金使うべきかも。
行かない選択をする要素はたくさん並べることができました。
でも、今しかできない、今やるべきだと思って。自分一人では行かないであろうスラム。だからこそ現地の空気を肌で体感してみたい。
たくさん調べたり相談したり。賭けよう。
そうして飛び込んだのが、カンボジアでのこのインターンです。怖がりな私は決断してからも疑いの心は持ち続けていましたが。
事前に「参加者の声」を読みました。みんな「よかった」「楽しかった」「行くべき」と書いています。
「いやいや騙されないぞ」「そこまで言うか?」
当初は疑っていた私。インターンで得られるであろう気付きを忘れてはならない、自分の思考整理をしたいと考え、日記をつけていました。
非常に恥ずかしいですがその一部を公開しつつ、感動を振り返って行きます。
2月9日
今日は掛け持ちバイト両方で働いた。バレンタインはもらえなそうだから自分で生チョコケーキ作って食べた。
もうすぐ実際に現地での活動が始まる。せっかく参加するんだからもっとやる気と覚悟を持って行かないと。明日から気持ち切り替えて心と頭の準備をする。
不安8割、楽しみ2割。

毎日が充実しすぎで本当にあっという間。人生で一番充実してる。初めて日本の外に知り合いができてインスタ交換した。案外、拙いながら英語が伝わるのが嬉しい。メンバーとはどんどん仲良くなってお互いのこと知っていけていて、とてもいい時間が過ごせている。各々にいいところがあってその力を合わせて行うグループワーク。たくさん頭を悩ませるけど、それでも楽しい。何を言っても誰も否定しない。いい人たちに出会えた。

今日もスラムにある学校の子どもたちのもとへ。一緒に汗びっしょりになってサッカーした。海外プロサッカー選手になる夢がちょっと違う形で叶った気がした。子どもたちからの歌とダンスのプレゼントをもらった。(USA For AfricaーWe Are The World)普段学童バイトで見てる小1と変わらない体格の中1。驚くほど英語がうまくて司会進行ができる中3。感動。あの笑顔を絶やしてはいけない。

2月20日
最終発表。今まで大嫌いだった人前での発表も、今回はなんか楽しかった。グループワークを通して各々の考えが形に表れていく過程、情報を価値あるものに変換していく過程が楽しかった 。夜、男子全員なぜか私の部屋に集合し筋トレ。部屋が臭すぎる。まさかカンボジアまで来て知り合った人たちと裸になるとは思わず大爆笑。毎日楽しすぎて帰りたくない。10年ぶりに、公園で鬼ごっこ中に夕焼けチャイムが鳴るときのあの絶望感を思い出した。
帰国後


出会った人たちと日本食一発目はラーメンと寿司をはしご
3月2日
学童バイト。人生で一番濃くて楽しい時間を過ごした異国の地で感じてきたことを子どもたちに伝えた。みんな興味津々で、ちゃんと話を聞いたり、たくさん質問してくれたりした。ただ、各々の家庭環境は異なるし、自分の伝えたことがその国の全てだと捉えられ
てはいけないので、言葉選びが非常に難しかった。数字としては表されないけれどこうやって伝えていくことが自分なりの社会貢献なのかもしれない。
3月25日
カンボジアインターンで知り合った人たちと東京で再会してご飯行ってきた。マジでいい出会い。不安だらけだったけど、インターン行って大正解だった。
3月30日
海外インターンでのパンフレットを再考しつつ、祖父母にカンボジアで何をしてきたのかを説明した。あまりイメージが良い国ではないため、二人から「行って大丈夫だったのか」と、とても心配された。何をもって情報を信じるのか、どこまで疑うのか。世代間のギャップも感じた。
5月1日
今日は関東住みのグループメンバーとカンボジア以来の韓国料理を食べに行った。共通の知り合いがいることが分かってびっくり。インターンでの経験を活かして新たに大きなプロジェクトに取り組んでいることを知って衝撃を受けたり、恋愛や就活、生き方まで各々の考えを深め合ったり。こうゆう話ができる人とても貴重。

結果分かったのは、本当に行く価値あるということです。お金には代えられない経験。
あまりはっきりした意見を持たない私がこれほどの大口を叩けるとは、私自身驚きです。この記事を読んでいる友達もそう思うでしょう。
このようにインターン期間中は毎日が発見の連続でした。目に見える、見えない関係なく新たなものを見たり気づいたりすることは自分にとって楽しいことだと認識できるようになり、行動力、決断力の大切さを身に染みて感じました。最初はどんな人か全く知らないメンバーとグループワークやご飯など毎日の行動を共にすることによって、各々が紡ぐ素敵な言葉に出会い、人柄を知っていく過程がおもしろかったです。
インターンを振り返ると私の頭に浮かぶのはどのシーンも「人」が出てきます。初めて海外に来た人、地方から来た人。文理も問わない様々なバックグラウンドを持った人たちに出会いました。「インスタの広告に何度も出てくるから行ってやった」なんて冗談言う人もいましたが。全員が「挑戦者」として来ているので、「失敗」が怖くないアットホームな雰囲気を感じました。また、日記を見てわかる通り日本に帰ってからもメンバーから大きな刺激を得ており、これは今後大切な縁として続いていくと信じています。そして肝心の、あまり興味のなかったパンフレット制作ですが、初めてマーケティングなるものを行い、ターゲットを考えたり、競合調査をしたりしました。世の中のパンフレット、広告にはどんな工夫が凝らされているか、どんな苦労が背景にあるだろうかと想像できるようにもなりました。この経験はきっと職業選択に大きな影響を与えるんだと思います。
全力でサポートしてくださったスタッフの方々。日本中から集まった自分含め24人の大学生、ガイドさん。全員がカンボジアの子どもたちのために自分ができることは何かと考え抜く姿勢に私は惹きつけられました。「全く知らない人と盛大なプロジェクトに挑む」楽しさは、追い求めていた「自分が楽しいと思うことって何?」への一つのアンサーとなりました。また、みんなでカンボジア行きましょう。