
初めまして、名古屋外国語大学 世界共生学部 世界共生学科 3 年の
鈴木瑠唯です。
私は、大学 2 年生の春休みにソーシャルスタディのカンボジア
SDGs インターンシップに参加しました。そして、実際の学校訪問を
通して、日本人の方々に寄付してもらうためのパンフレット制作に
取り組みました。
私は、9 日間の活動を通して、「もっと高みを目指したい」という
向上心と、自信を得ることができました。
この記事では、勉強や将来に対するモチベーションが下がって
しまっている人や、自信がない人達に向けて、「このインターン
シップに参加する意義」をお伝えします。
アウトライン
1. 私がカンボジアSDGsインターンシップに参加した理由
2. 実際にカンボジアへ行ってみて、インターンシップに行ってみて
3. インターンシップを通して得たもの
4. 最後に…
〇私がカンボジアSDGsインターンシップに参加した理由
私がインターンシップに参加した理由は2つあります。
①大学の講義で国際問題を扱うことが多く、実際の状況を自分の目で確かめたい
②発展途上国に赴く機会は貴重だから、チャンスを逃したくない
高校生の時にはSDGsについて学ぶ授業があり、大学では貧困やジェンダーをはじめとした国際問題についての講義を多く受講しているため、発展途上国の抱える諸問題に関心を持っていました。そして、バイトのみで春休みの時間を持て余してしまうと考えていた時に、インスタグラムで今回参加したカンボジアインターンを見つけました。説明会に参加し概要を聞くなかで、「参加したい!」という思いが強くなり、すぐに応募しました。
インターンを終えた今、「興味があったら行動してみる」ことの大切さ、そしてその行動から得るものの大きさを知ることができたと思っています。
〇実際にカンボジアへ行ってみて、インターンシップに行ってみて
オンラインでの交流はあったものの、「初対面」からはじまったインターンシップ。初めての場所、初めましての仲間で緊張や不安、期待など、たくさんの感情が入り混じりながら、空港へ足を運んだことを覚えています。
しかし、飛行機待ちであったり、ご飯を食べたりなど、グループ単位での活動が多くすぐに仲が良くなりました。グループ以外での交流もとれるように構成が組まれていたため、人間関係の不安はすぐ解消されました。また、パンフレット制作のグループ活動はもちろん、観光の時間も多く設けられており、特にスカイバーでの夜景は圧倒されるほど美しく、充実した時間を過ごすことができました。
そして、学校訪問では、子どもたちの、純粋に「今」を楽しんでいる姿に感動しました。それと同時に、世界の現状や貧困について知っている私たちが、今のカンボジアの状況をもっと良いものにしていかなければいけないと実感しました。

貼ってもらったシール

(スカイバーから)
〇インターンシップを通して得たもの
- これからの勉強に対するモチベーション
インターンシップに参加する前は、春休みであったり、留学準備が終わったりと勉強がおろそかになりがちでした。時間が有意義に使えるからこそ、だらけてしまう自分に嫌気がさしていたものの、勉強に対するモチベーションを高めることが難しい状況下でした。しかし、このインターンシップに参加し、全国から集まった仲間と切磋琢磨し、ひとつの事を成し遂げたことが大きな糧となりました。インターンシップを終えてから勉強時間を少しでも確保するよう意識するようになったり、将来(就活)についてきちんと考えるようになったりと、大きくモチベーションがアップしました。

- 計画力

9日間の中でパンフレットを作るというプロジェクトは、簡単にこなせるものではありませんでした。中間発表があり、最終発表があり、短い時間の中でどれだけ審査員を、そして私たちが納得できるものを作り上げるのか。そのためには、時間管理、計画力が必要不可欠な力でした。もともと参加する前からTo Do List をつくったりスケジュール帳を使用したりと計画を立てることが得意ではありました。しかし、それを実行する力は弱く、うまくいかないことが多かったです。しかし、実現可能な範囲で時間管理をする計画力を、短い期間でパンフレットを作るという経験をしたからこそ、養うことができたと感じています。
- 自信
このインターンシップの最後には、まとめとして自己評価、他己評価が行われます。9日間を共にしてきたグループメンバーの客観的視点から、自分の良い所と伸ばすべき所を言ってくれます。誰しも褒められたらすごくうれしいし、それこそ短い期間だったのに良い所を発見してくれることは、とても自分の自信につながりました。自分では弱みとしてとらえていたスキルも、他社から見れば強みであるなど、自身の新たな一面を見つけてもらえ、自信を得ることができました。

最後に
たった9日間という短い期間で、短期間とは思えないほどいろいろな経験をし、成長することができたと実感しています。このインターンシップに参加して得たものはこれからの大学生活、そして社会人になってからも必要となると思っています。
「今の自分を変えてみたい」、そう思った時がチャンスです。
ぜひ、カンボジアSDGsインターンシップに参加し、新たな自分を発見してください。
最後までご覧いただきありがとうございました。