みなさん、初めまして‼
東京農業大学・国際食料情報学部・国際農業開発学科・二年生の大塚菜花です。
私は今年の9月に【教育×チャリティアイディア】カンボジア渡航型SDGsインターンシップに参加しました。
この記事を読んで、少しでも多くの人が「自分も参加してみたい!」という風に思ってもらえれば嬉しいです。
(1) 参加理由
まず初めに、このインターンシップに参加した理由についてお話します。
大学の授業でSDGsや貧困などの問題に多く触れてきて、ただ先生の話を聞いているだけでは何もわからないと思い、実際に自分の目で見て、現実と向き合い、新たな知識や経験を得たいと思ったのが始まりでした。大学の授業を通して、SDGsや海外協力にさらに興味が湧き、いつか海外でボランティア活動をしてみたいなという気持ちになりました。しかし、一人で参加するのは不安が大きく、英語力にも自信がなかったので、ずっと一歩踏み出せずにいました。
そんな時に見つけたのがこのカンボジア渡航型インターンシップでした。このパンフレットを手に取った瞬間、説明会にも参加せずに、即申し込みました。でも私のこの行動を、私は一切後悔していません。自分がやりたいと思ったことを、ただ言葉で済ませるのではなく、どう行動できるかが大切だと思います。自分のやりたいと思った事には、何事にも恐れることなく、チャレンジ精神をもって取り組むことの大切さを私は今回のインターンシップを通して改めて実感しました。
(2) カンボジアで行った事
1 ISFの子たちとの交流
実際に貧困層に属するISFの子供たちと交流を行います。ISFの子供たちから多くの事を学べます。またスラム街を訪問し、カンボジアの現状を実際に見ることができます。
2 カンボジア大学生との交流
日本語の勉強をしているカンボジア大学生と交流が出来ます。
日本の歌を一緒に歌ったり、日本のお菓子を食べながら色々なお話をしました。カンボジア大学生と交流する機会はなかなかないので貴重な体験ができます。
3 カンボジア観光
ワットプノン寺院やトゥールスレン博物館などで、カンボジアの歴史について学ぶことができます。また、ロシアンマーケットでお買い物をしたり、最終日の夜にはカンボジアの景色が一望できるスカイバーに行きます。私的にはカンボジアで食べた料理が忘れられません。カンボジア料理だけでなく、色々な国のご飯を楽しむことができます。
4 グループワーク
チャリティアイディアを考え、グループのみんなで最終日に向けたプレゼンテーション発表の準備を進めます。グループメンバーはこのインターンシップが終わった今でも大切な仲間になります。このインターンシップを通して、大好きな一生モノの仲間に出会うことができます。
(3) インターンシップを通して得たこと
インターンシップを通して得たことは主に4つあります。
まず第一に大好きな仲間が出来たことです。正直、九日間でここまで仲良くなれるとは思っていませんでした。グループメンバーがいたから頑張れたし、帰りたくないって思えるほど楽しい一生の思い出にすることができたと思います。色々な思いを皆で共有してきて、人として本当に成長できたと思います。住んでいるところも、年齢も、みんな全然違うのに、初対面とは思えない程仲良くなることが出来ました。このインターンシップを通して、家族みたいに大事で、一生物の仲間に出会えたこと、本当に幸せに思います。
二つ目は初めての経験と思い出です。
カンボジアでしか経験できない多くの事を学ぶことができます。日本では決して学ぶことができないことを実際に体験すると、今までとは全く異なった価値観を持つことができます。私は今回カンボジアインターンシップに参加して、現実を目の当たりにし、将来やりたいことが決まりました。このカンボジアで得た経験と思い出は、私の糧になると思います。
三つめはガクチカです。
ただ語学を学びに留学に行っている大学生は周りにも多くいます。しかし短期間で初対面の人たちとグループ活動をし、SDGs解決の問題に取り組み、チャリティアイディアを考え、経営者に英語でプレゼンテーションを行うという経験をしている人はなかなかいません。私がカンボジアでした経験は大きなアピールポイントになります。実際に、このインターンシップに参加して、人としてすごく成長出来ました。
四つ目は自信と意欲です。
今回カンボジアへ行ったことは、私にとって大きな自信につながりました。また他の海外ボランティアにも参加してみたいという意欲も湧きました。春休みにはスリランカへ国際協力をしに行きたいと考えています。今回このインターンシップに参加していなければ、そんな自信も意欲も行動力もなかったと思います。そんな沢山の経験が出来たこのインターンシップを一言で表すならば間違いなく【人生で一番濃くて充実した九日間】です。
(4) 最後に
最後に皆さんに伝えたいことがあります。このような経験はいつでもどこでもできるわけではありません。再びコロナのような感染症が流行する場合もあるかもしれません。「いつかやる。」とダラダラと期間を先延ばしにしていたら、気づかぬうちに大学生を終えていることでしょう。こんな経験は大学生の内にしかできません。思い立った時に行動するべきです。大学を卒業した後に、「やっぱり参加しておけばよかった。」と後悔をしても遅いのです。
勇気を出して色々なことに挑戦してみると、今までとは違う世界が待っています。
あなたの行動次第であなたの世界は変えられるのです。恐れずチャレンジしてみてください。
最後まで読んで下さりありがとうございました。