○はじめに
初めまして!
社会福祉学部3年の安並詩です!
私は2024年2月に開催された「教育×パンフレット制作 カンボジア渡航SDGsインターンシップ」に参加しました。
本日は、主に同年代の大学3年生に向けた記事を書いていこうと思います。少しでも皆さんにとって共感や意味のあるものになると嬉しいです!!
いきなりですが、ここで皆さんに質問です。
1.そろそろ就職活動を意識してきたのではありませんか?
2.その上で自分をアピールするエピソードや強みが今ありますか?
どうでしょうか?
大学3年になると、就活セミナーやインターンシップの募集などが少しずつ身近になってくることから、「そろそろ自分も将来について考えていかないといけない」と就職活動を意識してくる人は多いと思います。
しかし「面接で何を話せばいいのかわからない。」
「自分の強みって何?」
このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
実際に私も、大学3年になって就活を意識するようになり、上記のような悩みを抱えていました。そして「自分の強みって何だろう」と考えたときに、ふと今までの大学生活を振り返ってみました。
すると私には大したエピソードの一つも、何か一つのことに没頭して頑張ってきたものもなかったのです。私は不安でいっぱいになりました。
「自分の強みを見つけたい!」
「面接で語れるエピソードが欲しい!」と強く思うようになり、私は今回のインターンシップへの参加を決意しました!!
就活活動において、面接で必ずと言っていい程、問われる質問の一つに「ガクチカ」があります。
先程から私が「自分の強み」や「エピソード」と話しているものがこのガクチカに繋がってきます。
私は、このインターンシップに参加して自分の強みを発見することができた上に、絶対に人と被らないような独自のガクチカができたという風に実感しています。
それを今回の記事で紹介していければいいなと思っています!
少しでも皆さんにとって意味のあるような記事になると嬉しいです!!
○ガクチカPOINT3選
ではここからは、実際に私がインターンを通して得られたガクチカを大きく3つに分けて紹介していきます!
1、難易度の高いことに挑戦したということ!
まず一つ目は、今回のインターンシップではかなりの難易度の高いことに挑戦したということです。
今回のインターンに難易度を簡潔にまとめると・・・
「カンボジアで初対面の相手と7日間という短い期間で課題解決に取り組んだ」
となります。
私自身、インターンに参加することも、海外に行くこと自体もほぼ初めてな上に、7日間も初対面の相手とインターンに参加するなんて、最初は考えられなかったし、出発する寸前まで不安でたまらなかったのを今でも覚えています。
それに今回参加したインターンシップのゴールが「パンフレットを制作する」というものだったので、作り方も分からなければ、完成形を想像することもできないくらいで、本当に未知な状態で挑んだインターンシップでした。
しかし!!
そんな感情を抱きながら参加したインターンシップも、今振り返ってみると7日間という短い期間の中でグループのみんなとまずは貧困問題について学び、そこからグループワークを通して、課題解決のためにたくさんの意見をぶつけ合いました。
そして、最終的には完成したパンフレットを現地の人にプレゼンテーションするまで行い、このような難易度の高いことに挑戦したことから私は「達成感」と「自信」で満ち溢れていました。
★この経験こそが、他とは被らない1つ目のガクチカPOINTとなります!!
2、グループワークを通して、社会人レベルの課題解決に取り組んだこと!
二つ目は、グループワークを通して、社会人レベルの課題解決に取り組んだということです。
今回のパンフレット制作では、実際に社会人が行うビジネスに近い視点や考えを元に作成に取り掛かりました。
インターンシップの内容自体は、ISF(アイエスエフ)という支援団体が経営している学校、またそこで行っている活動について日本人に向けたパンフレットを制作するというものでした。
本文では、パンフレット制作の中で行った、様々な社会人的視点や課題解決を「社会人レベルポイント」として紹介できたらと思っています!
まずはパンフレットを制作していく上で、初めに必ず設定しなければならない点が3つあります。
1.ペルソナ
一つ目は、このパンフレットを誰に配布するか、ターゲットとなる具体的な人物を設定しなければなりません。そのようなターゲットとなる人物をペルソナと言います。
(例)
・小学四年生(10歳)の男の子
・家族構成:父、母、妹
・性格:優しい、新しいことに挑戦することが好き
・将来の夢:教師
・習い事:サッカー
2.パンフレットの構成
二つ目は、パンフレットを制作していく中で、どういった流れにするか、ページ数はどれくらいか、パンフレットの形状はどうするか、表紙はどうするか、などのパンフレットの全体的な構成を考えていく必要があります。
3.パンフレットを配布する場所
三つ目は、そのパンフレットをどこに配布するか考えることです。これは、どこにでも配布していいというわけではなく、ペルソナを決めたからには、必ずそのペルソナしか利用しない場所、またはペルソナがよく集まる場所があるために、そこに配布する必要があるのです。
社会人レベルポイント!!!
ここで、社会人レベルポイントです!
これら3つを考えていく上で、必ず忘れてはいけない点があります。
それは「常にペルソナ目線で考える」ということです。
私自身、このインターンシップに参加して「ペルソナ」という言葉を初めて耳にしました。
また私は、インターンシップに参加する前に何となくパンフレット制作のことを想像してみた時がありました。
その時に私は、「誰を対象としたパンフレットを作っていこうかな」などという考えには全くなりませんでした。
しかし!!!
★ペルソナ目線で内容を詰めていくことで、その人(ペルソナ)に限定した内容になってくるため、より手にとってもらいやすくなるし、手にとってもらった後も、興味を持ってもらいやすく、捨てられることのないパンフレットとなるのです!!!
このような利点があるからこそ、グループワークを通してメンバーと何度も試行錯誤を繰り返し、ペルソナがパンフレットを手にとったときにストーリー性を持って読んでもらえるように、且つ興味を持ってもらえるように意識して作成しました。
またそのためには、ペルソナ目線で考えるだけでなく、常に疑問を持ちながら作成に取り組むことも意識しました。
これは実際にインターンシップで経験したことなのですが、インターンシップでの中間発表の際に、例えば「なぜペルソナをこの年代にする必要があったのですか」などの質問をたくさん受けることがありました。
しかし、私たちのグループは構成を考える段階で、根拠となる背景の部分を考えずに進めていたことに気づき、その結果、質問に対して答えることができませんでした。
この経験から、自分達でこうしようと決めたものには、まずは「どうしてこれにしたのか」、「どうしてこれにする必要があったのか」などと、疑問を持つ姿勢を大事にしました。
このようなことから、ペルソナを設定することは、社会人になってビジネスを行う際に外せない重要なポイントであることを学びました。
★このように社会人レベルの課題解決を、学生のうちから経験したことが2つ目のガクチカPOINTとなります!!
3、グループの中で自分にしかできない強みを見つけたこと!
三つ目は、グループワークを通して、自分にしかできない強みを発見したということです。
皆さんには、これは絶対誰にも負けないと思えるぐらいの何か強みがありますか??
この質問は本文の最初の方でもさせて貰ったのですが、なかなか簡単に答えの出せる質問ではないと思います。私自身も、このインターンシップに参加するまでは見当も付かないくらいでした。
今回のインターンシップでは、グループのメンバーとほぼ毎日一緒に活動することが多かったのですが、ふとグループの中での私の立ち位置って何だろうなと考えた時がありました。
「グループ」を思い浮かべた時に、まずグループには、リーダーがいて、それを支える者、またグループの雰囲気づくりを得意とする者がいたり、裏でサポートに回る者がいたりなどと、他にも様々ですがたくさんの人材が存在します。
そのような様々な人材が集まったグループだからこそ、それぞれが元から得意とするものは一人一人違っていて、それを実践することで、新しい自分・力を見出せるのかもしれません。まさに、その瞬間に必ず自分にしかできないことが隠れているのではないかと私は考えています。
今回のインターンシップで経験し、自分の強みを見つけることができたからこそ、皆さんにも同じ経験ができるはずだと信じています。
ではここで、一つ私の例を紹介したいと思います。
私の得意なことは下記に書かれています。
<私の得意なこと>
私は元々、明るい性格ということもあり、周りを巻き込んで場の雰囲気を作ることを得意としていました。その力が、今回のインターンシップで発揮できるいいなと思いながらグループワークに参加しました。グループワークではメンバーに「働きかけること」を1番に心掛け、みんなが参加できるように声をかけ、雰囲気を作っていこうとしました。
7日後・・・
ここから、最終日までの7日間でどのようにグループの中で私なりに働きかけることができたか、最終日のメンバーからのメッセージで確認することができました。
それが下記の通りです。
・周りを巻き込んで意見の言いやすい雰囲気を作ってくれた
・何事も前向きに捉えている
・毎度プラスな言葉をかけてくれる、褒め上手
・ポジティブである
・最後まで話を聞いてくれる上に、聞き上手 など
この結果、まずは、自分の得意としている力がきちんとグループの中で発揮できたことが確認できました。
またさらには、自分では気づくことのできなかった「前向き」や「褒め上手」「聞き上手」など、初めて聞くワードがたくさんあって、新しい自分の良さ、強みまでも発見することができました。
さらに、ここで確認できた自分の強みは、自分で経験したからこそ得られた発見であり、就活での面接時にもエピソードとしてアピールすることが可能になるのです!!
★このようにグループワークを通して、自分にしかできない強みを見つけることができたことが3つ目のガクチカPOINTとなります!!
○最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!!
いかがでしたでしょうか?
このインターンシップでは、この記事にある通り、他とは被らない最高のガクチカに出会えます!!
そして、最高の仲間にも出会えます!!カンボジアに行くのでさえ、不安だらけだった私が、ここまで語れるくらい濃い時間を過ごせたのは、最高の出会いがたくさんあって、そこでまた自分自身も本気で取り組んだからこそ、自信に繋がり、今の私があると実感しています。
この記事を読んだからといって、皆さんの気持ちがガラッと大きく変わることはないかもしれませんが、少しでも今の皆さんの刺激となるような記事になっていれば嬉しいです!
皆さんも是非、一緒にチャレンジしてみましょう!!!
ありがとうございました。