1. はじめに
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こんにちは!
僕は松山大学 人文学部 英語英米文学科の浪上(なみのうえ)です!
僕は3月に初めてカンボジアにインターンシップ(就業体験)で渡航してきました。初めて東南アジアのカンボジアに行ってきたので、その思い出を記事にしますね。
終わりには興味深いカンボジア特集コーナーがあるので、ぜひ最後までご覧ください!
5分後には、あなたもカンボジアに対するイメージが変化していることを保証します!
2. なぜ、インターンシップでカンボジアへ行ったのか?
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僕は以前、オンラインでカンボジア学生と一緒にインターンシップに参加していました。その時からカンボジアに興味を抱き、今回実際に渡航してきました。
3. カンボジアに対するイメージはどんなの?
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突然ですが、みなさんのカンボジアのイメージは何ですか?
「内戦の後で、至るところに地雷が埋まっている。」
「貧富の差が激しく、多くの人が飢えている。」
「子どもは物乞いをしたり、夜中まで働いている。」
このようにマイナスのイメージを多く抱いているのではないでしょうか。
私も渡航前まで負のイメージを抱いており、すごくビクビク恐れながら飛行機に乗りました。
ですが、実際に現地に行くと、マイナスのイメージを全否定してくるほど、素晴らしい国でした。この記事を読んで、みなさんのイメージも変化すると嬉しいです。
あ、ちなみに、アンコールワットはスケジュールの関係で行けませんでした…
4. 異国の地
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成田国際空港を出発し、3月12日にカンボジア(プノンペン)に到着しました。
飛行機を降りると、熱気がすごく「南国にきた!!!」とすぐに実感しました。
プノンペン市内を移動していると、あちらこちらに高層ビルや建設ラッシュの建物がありました。まさしく「カンボジア=経済成長」という言葉が合っている国だと感じました。
しかし、とにかく暑い!!!!!!!
日焼け止め塗ってないと焦げてしまうんじゃないか…(笑)
案の定、めっちゃ焼けました(笑)
5. インターンシップのミッション!
僕は、カンボジアのある村で活動されている教育団体でインターンシップをしました。その団体は、良質な広告媒体や宣伝材料がないという課題を抱えられており、僕たちにパンフレットを作って欲しいと依頼がありました。
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最初は5日という超短期間で魅力を伝えるパンフレットって制作できるのか、とても不安でした。6人のメンバーでどんなパンフレットができ、どうなったのか次でお話しますね!
6. 過酷なパンフレット制作…
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団体へのインタビューから始まったパンフレット制作。
制作期間はたったの5日間!
僕たちのグループは、団体に実際に使ってもらえるパンフレットを作ることを最終目標に決めました。
リー代表へのインタビューでは、子どもの教育の格差を強く感じました。教育を受けたくても貧困が原因で受けられなくなり、中退や卒業して労働する…悲しい現実がありました。
そのため、リー代表は「村から貧困をなくす」と目標を掲げ、教育を武器にして教育問題に取り組んでいらっしゃいます。
リー代表の強い思いをより多くの人々に伝えられるように、簡単に読み進められるようなパンフレットを作り上げました。
リー代表にパンフレットを発表すると、「とても素晴らしかったです!評価するために鉛筆を持っていたが、つい書くの忘れるぐらい見入ってしまいました。今日にでも、このパンフレットを使いたいです!」とコメントしてくださいました。
発表が終わった後、緊張と不安が一気に解けて、リー代表の満遍な笑顔を見ると涙が出てきました。喜んでもらえて本当によかった!!
7. 守り続けたいこの笑顔
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カンボジアに行って1番感動したことが人々の笑顔です。
カンボジア人=笑顔
これ、本当です!!ガチで(笑)
空港内のスタッフ、子ども、学生、大人、高齢者、カンボジア人全員が笑顔でフレンドリーなんです。
学校に通う子どもたち、決して恵まれているとは言えないけれど、裸足で無邪気に遊んだり、熱心に本を読んだり、遊具で遊んだり、至る所で笑顔が溢れてる!!!
カンボジア人=笑顔を実感する体験を2つしました。
1つ目が帰りの飛行機でのことです。
隣の席がカンボジア人で、飛行機から降りるときに、携帯のSIMカードの入れ替えで困って僕に相談してきました。相談が終わると立ち去ると思っていましたが、彼女もとてもフレンドリーだったので、一気に仲良くなり、空港までずっと話し続けました。日本では考えられないことだったので、いまでも鮮明に覚えています。
2つ目がインターンシップ先の学校に訪問した時のことです。多くの子どもが僕たちを見つけると、一気に外に出て、興味深く僕たちを見つめています。
文化も国籍も違うから、子どもと打ち解けるまで時間かかるだろうなと思っていました。
でも、時間はかからず、数分で周りには大勢の子どもが…
みんな笑顔で「あそぼ!あそぼ!」「お兄ちゃんだれ〜?」などと現地語で話しかけてきました。元気で弾ける笑顔がとても印象的でした!
8. 銃弾でできたアクセサリー?
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写真にある指輪やバングルなどのアクセサリー。
これら全て銃弾から作られました。
「父が銃で殺され、内戦はすべてを奪った」と語る団体の代表者。
彼は自分の家族や仕事のない人々を助けるために、アクセサリーを作る団体を設立しました。彼のミッションは「銃弾アクセサリーを通じて、平和継承や内戦などの過酷さを伝えることだ」とおっしゃっていました。
9. カンボジア伝統織物「クロマー」
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みなさんは「クロマー」というカンボジアの伝統織物をご存知ですか?
このクロマー、なんと、手拭、風呂敷、日除けなど様々な用途で使うことができるんです!
僕が買ったクロマーは、カンボジアのある女性が展開するブランドプロショップの商品です。彼女は、家庭内で収入の差が出てしまうことが女性の地位低下につながると問題視されていました。そのため彼女は、貧困層の女性で、子どもがいたり、高齢者がいたりして働きに出られない方に、家で商品を作り、収入を得られる仕組みを構築しました。これまで200名以上に収入の機会を提供されていらっしゃいます。
女性支援、廃棄素材を活用した環境配慮…強いメッセージが込められた商品、ついつい何個も買ってしまいました(笑)
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10. カンボジア、まるで東京????
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最終日にプノンペンの夜景を一望できるスカイバーに行ってきました。
想像を遥かに超えた景色に圧倒され、インターンシップの疲れを取りました。
僕が訪れた夜景の中で過去最大級に美しかったです!!
いま、プノンペンは建設ラッシュで、あらゆるところにビルが建設されています。昨年は、ASEAN最大規模のイオンモール3号店が完成しました。
これから数年後、この景色はどんなふうに変化しているのでしょうか(笑)
11. 終わりに
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
いかがでしたでしょうか。
「貧困・危険・汚い」イメージもあったかもしれませんが、この記事で少しでも変化があれば嬉しいです。