カンボジアってどんな国?
何があるの??
そもそもどこ???
たまたまソーシャルスタディのインターンシップを見つけた人、さらにはもうすでに参加を決めた人の中にも、そんな風に思っている方が多いのではないでしょうか?
半年前の私も同じように感じていました
ここでは、私が実際に行って、見て感じたカンボジアについて紹介します!
何か新しいことに挑戦したいと思っているけどあと一歩が踏み出せない!という方、
もう参加を決めて準備中だけどまだまだ不安!という方、必読です✨
はじめに
はじめまして!
私は専門学校の管理栄養士科2年生の加藤心です。
趣味は料理で、食べることが大好きです。
私はこの夏、
ソーシャルスタディの「フェアトレードコーヒー×販売案」のインターンシップに参加し、7泊9日のカンボジア渡航をしました。
こんな機会がなければ、これまでもきっとこれからも行くことはなかったであろう【カンボジア】という国は、毎日が刺激だらけの環境でした。
その中でも、特に私が大好きな【 食 】を通してカンボジアについて語りたいと思います。気軽に読んでもらえると嬉しいです!
カンボジアの食文化
カンボジアは東南アジアに属し、太平洋に面しています。恵まれた水資源と肥沃な土壌を活かし、野菜や穀物、熱帯果実などの宝庫となっています。
また、主食にはお米、主菜にはお肉だけでなくお魚も食べられるのは日本とよく似ています。
実際の食事
ここからは私がカンボジア渡航中に食べたものを紹介します!
クイティウ
日本では、うどんやラーメンなど、小麦でできた麺が多いですが、東南アジアの国々では米でできた麺のほうがメジャーです。ベトナムのフォーがイメージしやすいかもしれません。フォーは平麺ですが、私達が食べたお店のクイティウは春雨のような細麺でした。
出汁自体はあっさりしているものの、豚骨のうまみがしっかり感じられて、私は今回食べたカンボジア料理の中でも一番といえるほど好きな料理でした!
もやしとライムが一緒に提供され、卓上にはチリソースやナンプラー、お酢のようなものが置いてありました。これらを足してアレンジしていただくのがカンボジア流だそうです。
お米
カンボジアでは、中国や東南アジアでメジャーな「インディカ米」が食べられています。
日本で食べられている「ジャポニカ米」に比べて細長く、炊くとパサパサするので、チャーハンやピラフに合うお米です。
私はもともと少し固めに炊くご飯が好きなので、チャーハンはもちろん白米もとてもおいしく感じたのですが、一緒に食べた友達の中では、白米のパサパサ感が気になるという人も多かったです。
とはいえ、カレーやお肉料理など、ごはんの進む料理も多いので、日本人としては白米も欠かせません!
フルーツ
パッションフルーツやドラゴンフルーツなど、日本では日常的に見かけることの少ないフルーツも多くありました。
カンボジアのレストランで出される果物や野菜のほとんどが、日本では珍しいこのような飾り切りをされています。
パイナップルは日本のものよりもずっと小さく、芯ごと出されることが多かったです。
そしてミニサイズバナナ!
なんとカンボジアで作られているバナナだけで4種類もあるそうです。今回の旅ではバナナを食べることはできなかったのですが、屋台で売っていた焼きバナナとてもおいしそうでした。
日本では想像できない屋台の姿
カンボジアでは道路の大きさに関係なく、いたるところに屋台があります。車道に面している屋台では、通勤時にバイクに乗りながら買っていく人も多いようです。
バスから見る景色は全てが新鮮でしたが、その中でもとくに日本人に馴染みのない商品を3つ紹介します。
【その1】お肉!ドドン!!
これを買い、家に持ち帰って家族みんなで食べるのでしょうか…?
あちらこちらに、大きな肉の塊や丸焼きがつるされていました。日本ではなかなか見ることがない光景で、衝撃的でした。
【その2】この長いものはなんだ…⁉︎
これはサトウキビです。日本でも育てられているのは知ってはいますが、実物は初めて見ました!
カンボジアの屋台ではこれをその場でジュースにして飲むそうです。
現地ガイドのピセットさんによると、一年中暑いカンボジアではシロップのようなこの甘さがおいしく感じるそうです。
どうやって絞って、どんな味がするのか・・とても気になります。
【その3】ゆでたまご…ではなく?
なんと、羽化直前の卵です。
これが屋台で売っていて、カンボジア人に人気なローカルフードだそうです。羽やくちばしもそのまま食べる…というのは日本人にはなかなか抵抗の強いものですが、フィリピンでは「バロット」と呼ばれる同じような食べ方が有名なので、東南アジアの国々ではよくある食べ方なのかもしれません。
食品の衛生管理を専門として勉強している身としては、ここで紹介したような食品はなかなか怖くて食べられないですが、万全の体調と少し安心できる環境であれば、一度経験としてこのような屋台で食べ歩きしてみたいなと思うようなわくわくする景色が広がっていました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
たった1週間の旅でしたが、日本とは全く違う世界で、ときめきが溢れていました。
ここで紹介したものはほんの一部で、ほかにも日本では見られないような景色や食文化にたくさん触れることができました。
本文では、あえてインターンシップの内容以外の部分にフォーカスしましたが、実際のところ、私はこのインターンを通じてここには書いても書ききれないぐらい多くの経験と学びを得ました。初めて顔を合わせるメンバーと、1週間にも満たない時間でたくさんの意見を交わし、販売案を提案する、こんな経験は日本にいてもそう簡単にできることではなく、とても貴重な時間でした。
それをカンボジアという、メンバー全員にとって初めての場所で行ったことで、その価値が何倍にもなったのではないかと思っています。
販売案のことを考えているときも考えていないときも周りを見れば刺激ばかりの環境です。ほとんどずっとコーヒーのことで頭がいっぱいだったはずなのに、自分の好きなことを通して少し視界を広げるだけで、こんなにもたくさんの発見があるのです。
私にとってそれが食文化でしたが、人々の生活や考え方、経済状況など、視点によってはいくらでも得られるものがあると思います。
私は、この9日間で確実に自分の世界が広がったと感じています。
このインターンシップにかかった費用や時間は決して小さなものではないですが、お金には変えられない貴重な経験を手に入れることができました。
自分のために時間やお金を使える学生の今こそ、
どんなことでも思い切って挑戦してみるチャンスだと思います
そこで自分の五感を研ぎ澄ましていれば、きっと与えられた物以上のものを吸収できるはずです
このインターンでなくても、カンボジアでなくても良いかもしれませんが、もし、私と同じように食べることが大好きで、少しでもカンボジアに興味を持ってくれた方がいれば、ぜひ実際にカンボジアへ行って、あなたの五感でカンボジアフードを感じてみてください!