【自己紹介】
修文大学看護学部看護学科2年の武田彩七(たけだあやな)です。
春に開催された、教育×チャリティー(カンボジア渡航SDGsインターンシップ)に参加しました。

【参加した理由】
私には、将来看護師として東南アジアで働きたいという夢があります。その為に、映像や本などで東南アジアについて調べているうちに、実際に行ってみたいと思うようになり、参加を決めました。

★今からカンボジアで感じた五感を視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の順番に紹介していきます。

視覚
私が一番目に焼き付いている光景は、子ども達の笑顔です。
私が参加したインターンシップでは、スラム街にある小学生が通う学校にいきました。学校へ着くと、沢山の子どもたちが笑顔で迎えてくれました。
その子ども達のキラキラとしたまなざしが忘れられません。イラストや写真などでは、感じる事が出来ない感情なのでぜひ、実際に現地へ行って感じてみてください。

聴覚
私が一番耳に焼き付いている音は、車やバイクのクラクションの音です。
カンボジアの道路では日本のような交通整備はされておらず、車線はあってないようなものです。車やバイクはクラクションを鳴らしながら、隙間を進んでいくという感じです。
正直初めは、びっくりしたし、怖い気持ちもありましたが、だんだんと慣れていきました。日本では、常にクラクションを鳴らしながら走るという光景は、あまり見ないので、カンボジアならではの体験が出来ました。(私達が乗っている観光バスを運転する運転手さんは、すごく運転が上手な方なので、安心して大丈夫です!)

(カンボジアの交通の状況)

嗅覚
私が鼻に焼き付いている匂いは市場の匂いとスラム街の匂いです。
私達は、カンボジアにある市場に行きました。市場には豚が丸々売られていたり、日本にはない独特の匂いがする、野菜が売られていたりとインパクトが強く面白い場所でした。
スラム街では、生活感が溢れる独特な匂いがしました。日本では絶対に感じる事が出来ないものなので、ぜひ、実際に感じてみてください。私はこの匂いを一生忘れる事がない、宝物の匂いになりました。また、お寺に行った際には、線香がたいてあり、日本を感じる事が出来ました。

(マーケットの様子)

味覚
私が一番好きだった食べ物は、ドラゴンフルーツとパパイヤです。
日本ではなかなか食べる機会がない果物ですが、カンボジアで初めて食べて、大好きになりました。
果物は生ものなので心配な方もいるとは思いますが、ホテルの果物は、衛生的にしっかりとされているので勇気をもって食べてみてください!過去一番好きな味に出会うかもしれません。ですが、日本に帰って気軽に食べられないのが、残念です。また食べる為に、カンボジアに行きたいです。

(ホテルの朝食 オレンジ・パパイヤ 赤・ドラゴンフルーツ)

触覚
私が一番残った感触は、グループみんなのぬくもりです。
9日間一緒に過ごした仲間たちと、最終日に分かれる際、握手やハグをしました。私は、そのぬくもりを忘れる事はありません。
初めは、カンボジアに行くだけでも不安なのに、初めて会う人達と行くなんて、不安でたまりませんでした。しかし、同じ目標をもって、過ごしているうちに、お互いの事を理解し、最高の仲間になっていきました。本当に出会えて良かったです。

【おわりに】
ここまで読んでいただきありがとうございました。
私はカンボジアで、五感を通して沢山の事を経験し、学ぶことが出来ました。
日本に帰国し、学校の課題でスラム街について文章を読んで、感想を書くというものが出ました。読んでいる途中にスラム街の匂い、温度、子ども達の笑顔が浮かんできました。その時、私は行って本当に良かったと改めて思いました。
SDGsについても事前学習や事後学習でしっかり、学ぶことが出来てとても良かったです。ぜひ、カンボジアに行って、五感を使って体験してきてください。一生忘れられないものになると思います。