「将来は東南アジアを拠点としてフリーランスとして働きたい」と話す日本外国語専門学校 総合英語科 1年生の小林咲樹さん。(参加当時)

小林咲樹さんは、2023年3月に開催した「【教育×パンフレット制作】カンボジア渡航型SDGsインターンシップ」に参加しました。

小林 咲樹さんのプロフィール

日本外国語専門学校 総合英語科 1年生
新しい挑戦をしたいと考えていたところ、高校生の時に興味をもったSDGsを、カンボジアで学べるSDGsインターンシップを知る。子どもやものづくりが好きで、パンフレット制作のSDGsインターンシップに参加。

Q
参加する前は、どのような悩みや課題を抱えていましたか。

昨年の6月からアルバイトをずっとしていて、10月ごろから就職活動をしていました。学校とアルバイトを往復して日々忙しく過ごす中で、「自分は何がしたいのか」「どんな夢があったのか」と分からなくなり、思い悩んでしまうことがありました。
また学校でも英語を学んでいるけど、英語に自信があるわけでもなく、英検の資格もなかったり、TOEICの点数も伸び悩んでしまったりと、自分の強みをアピールできる経験をしたいと思いました。

Q
なぜ参加しようと思いましたか。

自分の夢について考えている時に、「そうだ!自分は海外に行ってみたかったんだ!」ということを思い出し、インターネットで海外に行ける活動を調べている時に、SDGsインターンシップを見つけて、参加することを決意しました。

グループで話し合っている様子
Q
どのようなことが一番印象に残っていますか。

パンフレット制作をグループのメンバーと話し合ったことです。
ずっと自分の発信力に悩みを抱えていて、自分の考えを言語化することが苦手でした。SDGsインターンシップに参加する前は、全く自分の意見を発言することができないような状態でした。周りの様子を伺って、話すタイミングを見計らうけど、結局言えなかったり、話を振られても言語化することが苦手なので、言葉に詰まってしまうことも多くありました。
しかし、SDGsインターンシップでは、参加者のみんなが本当に活発的で、意見もすごい飛び交うような環境でした。なので、毎日の話し合いがすごく楽しかったし、自分の意見を肯定してくれたり、自分について「こんなところがよかったよ」と、メンバーがよく褒めてくれました。
グループワークでは、5対1など少数の意見が分かれた時も、必ず少数の意見も聞いて、全員が合意した上で、活動を進めていました。そのため、グループワークではすごく意見を言いやすかったです。日々の活動の中でも司会進行など役割分担をして、苦手克服につながったと思います。

Q
どのようなことが一番大変に感じましたか。

毎日日報で、自分がその日に吸収したことを言語化することが、難しかったです。
ですが、コミュニケーション講座などで、言葉をどう使うと相手に分かりやすく伝えることができるのかという基礎を学んだので、日報でも日々吸収したことを言語化することができました。毎日このように言語化することで、グループワークでも話をメンバーから振られなくても、自分から意見を言えるようになっていきました。

インターンシップ先のシービーオーを訪問した時
Q
SDGsインターンシップで一番価値を感じたことは何ですか。

全国から大学・学部が違う人たちと出会えたことです。人生の戦友になれる人たちと出会うことができました。
メンバーと自分たちの将来のビジョンについて話し合った時に、将来ビジネスパートナーとして一緒に働いていきたいねと話をしました。
現地でガクチカ講座を受けた後に、小さい時に海外にいきたいという夢があって、就活をどのようにしたらいいか悩んでいることを、サポートスタッフの樋口さんやグループのメンバーに相談しました。すると同じグループのメンバーも、「私も海外で働きたいと思っている!」と言っていて、将来一緒にビジネスパートナーになれたらいいねと話をしました。
SDGsインターンシップが終わったあとも、地元に来て一緒に遊んだり、その他にも資格やプログラミングのセミナーに通おうと思ってるなどの相談や報告の連絡を毎日とっているメンバーもいます。

最終発表後に振り返りをしている様子
Q
参加前と参加後で変わったことは何ですか。

1番は自分に自信がもてるようになったことです。
考えを言語化することに対して苦手意識がなくなりました。また、もっと色んな人と経験や考えを共有したいと思うようになりました。ついこないだ学校に行った時も、学校の友達から「カンボジアに行ったの?」、「カンボジアはどんな感じなの?」って聞かれて、自分の経験を友達に話すことができました。
SDGsインターンシップでは、みんなが自分の意見を肯定して自己肯定感をあげてくれたり、グループワークでメンバーから頼りにされることで、自信につながりました。また、カンボジアでたくさんのことを学んだことによって、将来やりたいことが明確になりました。

Q
将来どのようになりたいですか。

将来は東南アジアを拠点として、フリーランスとして活動したいと思っています。東南アジアは、幼少期からすごく憧れがありました。また、私は体調を崩しやすいので、働く時は働いて、休む時は休むというメリハリをつけたワークライフバランスをとりたいので、フリーランスとして、東南アジアを拠点に働きたいと思っています。
そのために、SDGsインターンシップが終えた今は、新しい取り組みにどんどん挑戦しています。最近挑戦したのは、起業スクールの体験授業を受けたり、企業の面接を受けたり、来年の夏休みにまた海外に行って、活動したいと思っています。

Q
どんな人にSDGsインターンシップがおすすめだと思いますか。

海外に行きたいけど、何から始めたらいいか分からない人におすすめだと思います。そのほかにも学生生活で何か新しいことに挑戦したい人や、就職活動を控えていてガクチカや資格をとりたいと思う人には、SDGsインターンシップ参加後にサステナブルアクション認定の試験を受験できるので、いいと思います。
ソーシャルスタディは、カンボジアの事前学習から、渡航中、帰国後のサポートが手厚いので、ぜひ飛び込んでみるといいかなと思います。
私はSDGsインターンシップに参加する前はまだパスポートもビザもないような状況でしたが、パスポートの手配や体調管理についてZoomで個別面談をしていただいたので、安心しました。現地でも健康管理や観光地の紹介、コワーキングスペースのwifi環境など迅速に対応してもらいました。

サポートスタッフの樋口さんから修了証をもらっている様子
Q
参加後のソーシャルスタディの印象について、教えてください。

インターンシップ後にスタッフからメッセージをもらって、とてもうれしかったです。1週間の思い出を振り返って、嬉しくて思わず涙してしまいました。
帰国後もカンボジアでたくさん学んだので、後退せずどんどん成長していかないといけないという状況で、寄付講座やWEBライティング講座があって、新しい学びや新しい人とのつながりを得ることができました。また、サステナブルアクション認定資格というところで資格取得にもつなげられることが、魅力に感じました。
ソーシャルスタディのみなさんの人柄にも感銘を受けました。なので、ぜひもっとたくさんの学生が実際に参加してスタッフのみなさんに会ってほしいと思っています。