本題に入る前に…
⚠️私は初対面が苦手な人見知りです⚠️️
このことを踏まえて記事を読んでくれると嬉しいです。

こんにちは!早稲田大学文学部3年の江川春奈です。
私は 「フェアトレードコーヒー×販売アイデア」 カンボジア渡航型インターンシップ に参加しました!

皆さん、英語で会話する自信はありますか?
もしくは、クメール語ってご存じですか?

私はどちらも全くだめです。
大学生のうちに海外に行ってみたい気持ちはずっと抱えながらも、
立ちはだかる言語の壁に怯えて、何も始められないまま大学3年生になりました。
でもやっぱり世界を見てみたい…そうして飛び込んだのが英語力不問のSDGsインターンでした

「英語力不問」本当に信じて大丈夫…? そんなあなた、必見です!

【1.言語の壁にためらうあなたへ】

「クメール語!?なおさら知っているわけないじゃないか!?」と思いますよね。
もちろん私もわかりません!

覚えていった単語と言えば「ありがとう」の「オークン・チュラン🙏」だけ。しかしこの写真を見てみてください。

店が並んでいる女性たち

低い精度で自動的に生成された説明
マーケットのお店のお母さん
カンボジア人学生との交流
病室にいる人たち

低い精度で自動的に生成された説明
研修先のコーヒー会社の社員さん

すべてオークン・チュランの一言がつないでくれた縁です。
私がカンボジアでこれだけは頑張るぞ!と心に決めていたことは3つだけ。

「ありがとう」と「笑顔」と「お辞儀」
これを、小さなことでも良くしてくれた人全員にすること

例えばレストランのウエイターさんに。ホテルのフロントさんに。バスの運転手さんに。

感謝と笑顔は大事だよ!なんて耳にタコができる謳い文句ですが、
あなたが現地にいる場面を少し想像してみてください。
あなたは今、この三つ以外の武器を何も持たない丸腰なのです。

相手が何を言っているかわからない。
自分も言葉で何も伝えられない。
現地の細かい文化も所作もわからない。

そしたらもう「ありがとう」と「笑顔」と「お辞儀」で戦う他ないのです!

言語が通じないからこそ、これが原点だと痛感する
そんな経験が待っています。

【2.自分を表現するのが苦手なあなたへ】

「でも日本人だもの、ボディランゲージなんて苦手…!」
「現地の人相手にできても日本でできなきゃ意味ないじゃん!」
とてもわかります。だからこそ、そうせざるを得ない環境に飛び込んでみてほしい。

私は人見知りで初対面が苦手です。ボディランゲージもずっと苦手としてきました。

しかしこうしてカンボジア人の方々に必死に何か伝えようと戦う9日間の中で、

ふと自分の変化に気づきました。

日本人学生相手にも、
同じように表情豊かに話すようになっていたのです

テーブルを囲んで座っている女性

中程度の精度で自動的に生成された説明
最後のグループワーク

日本にいれば、言語や仕草で相手の気持ちを読み取ることができてしまうから、「ありがとう」と「笑顔」と「お辞儀」なんて言っても綺麗事に聞こえてしまうかもしれません。

でもここではそのシンプルな原点に気づくことができ、
そしてこの感覚は必ず日本に持ち帰って役に立つはずです。

最終日、一緒に頑張り抜いた仲間同士で、「オークン・チュラン!!」と伝え合ってお別れしました😢

【最後に. 挑戦するか悩んでいるあなたへ】

今、挑戦するか悩んでいるあなたへ、
私がカンボジア最後の日に書いた日報をご紹介します。
ここに、私自身の挑戦のすべてが詰まっています。

今飛行機の中で書いていますが、この旅の最後で一番胸にある思いは、強くなったという自信と、もっといろんな国を知りたいという想いです。私は普段「やらなきゃいけないこと」にいっぱいいっぱいになってしまいがちなのですが、本当は人生で「やりたいこと」がいっぱいあるなと初めて気づきました。もっと世界中の人と出会ってみたい。だから最初は「ありがとう」を学ぶところから始めて、外国語も勉強したい。卒業までの一年半で沢山海外を見たい。新しい視点が欲しい。マーケティング楽しかったから何か新しいものを創造してみたい。こんなにたくさんの「やりたい」が湧いてくると思いませんでした。これはきっと、今回の経験と本当に温かく頼もしい仲間たちのおかげで、怖がらずにやれば自分にも何かなせるのかもしれない…!と思えたからです。まさに「可能性に蓋をしない」ということだと感じています。だから、腰を重くして言い訳したり寄り道したりする暇なんてないと思いました。外に向かって開けたこの意欲を忘れたくない。これからの人生、「しなきゃ」じゃなくて「したい」で染めたい。そう思わせてくれた今回のインターンは、200%大大大満足です!

「オークン・チュラン」は魔法の言葉です。

この一言が小さなきっかけとなり、
世界と言語への壁を壊してくれる。

もともと得意だったわけではない、人見知りの私が言うのだから大丈夫!
ぜひ、この言葉を胸にカンボジアに飛び込んでみてください!

最後まで読んでくださったみなさん、
オークン・チュラン!!🙏