インドネシアの環境問題

国際自然保護連合によると、世界の海洋プラスチックの排出量は毎年約1400万トン(※1)に及ぶと言われています。プラスチックゴミが海や川に流出することで、生態系や公衆衛生、健康などに深刻な影響をもたらします。インドネシアでは、海洋プラスチックの排出量が約129万トン(※2)と世界的にも多く、プラスチックによる環境汚染が問題視されています。

※1 IUCN issues briefs : https://www.iucn.org/sites/dev/files/marine_plastics_issues_brief_final_0.pdf
※2 Jambeck : Plastic waste inputs from land into the ocean, Science (2015) を元に記載

日本のプラスチック廃棄問題

日本のプラスチックゴミの一部は、東南アジア諸国に輸出されています。
日本では、廃プラスチック(プラスチックを主成分とする廃棄物)を「資源」として、インドネシアを含む東南アジア諸国を中心に輸出しています。そのため、東南アジア諸国で処理しきれなくなった廃プラスチックが海や川に流され、​​結果として日本のプラスチックの廃棄問題が途上国の環境問題を深刻化させています。

インターンシップ先:インドネシア人社会起業家ジェシカ氏

ジェシカ氏は、インドネシアの環境問題解決につながる生活雑貨をインドネシア国内で製作・販売しています。環境問題解決につながる生活雑貨の普及を通じて、一人一人が持続可能な社会の実現に向けてアクションを起こすことを目指しています。
繰り返し使えるラップやスナックポーチなど、プラスチックゴミの廃棄を減らす多種多様な生活雑貨を製作しています。

ゲスト登壇:バリ島発サステナブルブランド “BALIISM” 代表 長谷川 真之氏

社会起業家

長谷川 真之氏は、バリ島で取れるエコな天然素材を使ったインテリアブランド BALIISM を2015年に立ち上げられました。現在はバリ島と日本を行き来しながら、環境にやさしい”サステナブルな暮らし”をテーマにした商品の開発とサステナブルな暮らしの研究に取り組んでいらっしゃいます。

インターンシップの内容

今回のインターンシップで取り組むSDGs目標は、「SDGs14番:海の豊かさを守ろう」「SDGs17番:パートナーシップ」です。日本人学生と日本語を話すインドネシア人学生が環境問題を調査しながら、環境問題解決につながる商品企画をジェシカ氏に提案し、インドネシアの環境問題に取り組みます。

対象:
大学生または大学院生

期間:
2022年3月12日(土)~3月20日(日)
※3月12日、3月13日、3月20日には午後1時から午後5時まで定期ミーティングがございます。

費用:
44,000円(税込)

インターンシップ内容:
・インターンシップ研修講座の受講(自己分析、SDGs学習、マーケティング)
・日本人ゲストによるエシカル商品講座
・ジェシカ氏の環境問題に対する取り組みの講演
・環境問題解決につながる商品企画と提案

特典:
・参加者全員に研修ワークブックを配布
・インターンシップ修了証を配布

※受付を終了いたしました。

インターンシップのポイント

①社会問題やSDGsについて理解を深めることができる
世界で深刻化されている環境問題を中心に社会問題やSDGsをインドネシアの社会起業家や日本人ゲストから学ぶことができます。

②マーケティングについて学び、実践することができる
マーケティングの基礎をインターンシップ研修講座で学んでいただいた上で、商品企画をジェシカ氏にご提案していただきます。

③日本語が話せる現地学生と一緒に活動することができる
インドネシアの大学で日本語を学ぶ学生とオンラインで商品企画を一緒に考えていただきます。バッググラウンドの異なる学生と一緒に活動することで、オンラインでも異文化理解を行い、協調性のスキルを磨くことができます。

※受付を終了いたしました。

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